この記事では、映画の登場人物について作中での描写をもとに整理しています。
作品の内容に触れていますので、未視聴の方はご注意ください。
『ヘイトフル・エイト』
2015年/監督:クエンティン・タランティーノ
あらすじを振り返りたい方はこちら。
ヘイトフル・エイトのあらすじを整理
ジョン・ルースとは?
ジョン・ルースは『ヘイトフル・エイト』に登場する、カート・ラッセルが演じる賞金稼ぎの男である。
生死を問わない賞金首を殺さず、必ず生け捕りにして連行することから「首吊り人」の異名を持つ。
周囲から「殺して連行する方が楽では?」と尋ねられた際には、「楽な仕事なんてない」「絞首刑執行人の仕事を奪いたくない」などと語るが、その理由については作中では明かされない。
- 第1章駅馬車でレッドロックへ
駅馬車を貸し切りにし、1万ドルの賞金首デイジー・ドメルグを手錠で繋いだ状態でレッドロックへ連行している。
常にデイジーの仲間による襲撃を警戒していたため、他者の乗車は避けたかったが、顔見知りである黒人の賞金稼ぎマーキス・ウォーレンの同乗を許可する。
マーキスも合計8000ドルの賞金首の死体を輸送中であり、デイジーの横取りが目的ではないと判断したためである。
車内では以前マーキスに見せてもらったリンカーンの手紙を再び読ませてもらうが、デイジーが手紙にツバを吐きかけ、マーキスに車外へ殴り飛ばされた際に一緒に放り出される。
- 第2章もう一人の同乗者
駅馬車へ近づいてきた、自称レッドロックの新保安官クリス・マニックスを渋々同乗させることになる。この際マーキスとはお互いの懸賞金を守り合うよう協力関係を結んでいる。
- 第3章店内のメンバーを警戒
ミニーの紳士服飾店に到着してからも店内のメンバーの素性を確認したり、銃を奪うなど警戒を怠らない。
マニックスによってリンカーンの手紙が偽物と発覚し落胆する。
- 第4章死亡する
毒入りコーヒーを飲み苦しみの中、デイジーによって射殺される。
- 第6章最後までデイジーを離さない
ルースの死体はデイジーと手錠で繋がれたままであるため、死後もマーキスの威嚇射撃が当たったり、デイジーに腕を切られるなど損壊されていく。
最後は、絞首刑にされたデイジーの死体に切断されたルースの左腕が繋がれたままとなっている。
補足情報
- 第1章では、デイジーを手錠で繋いだことを後悔していることから、手錠での連行は彼の決まったスタイルではなく、今回はデイジーが女性であることから安易に採用した手法だと考えられる。
しかし結果的には、死後もデイジーをその場に拘束する役割を果たしており、ルースの選択は死後まで機能していたとも見られる。
- デイジーに対して度々暴力を振るうが、食べ物を要求された際には素直にジャーキーのようなものを渡したり、バーでコーヒーに酒を注いで与える場面もある。
- マーキスが持つリンカーンの手紙を本物だと信じていた様子からは、ルースのどこか素朴な一面も垣間見える。
- 生け捕りにこだわる理由については別記事で整理しています。
ジョン・ルースはなぜ「首吊り人」なのか?