※この記事には、作品の内容に触れる表現や
ネタバレを含む場合があります。 未視聴の方はご注意ください。
ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー
(Booksmart)
作品データ
2019年|アメリカ|青春・コメディ
監督:オリヴィア・ワイルド
出演:ケイトリン・デヴァー, ビーニー・フェルドスタイン ほか
ガリ勉女子2人が「失われた青春」を一晩で取り戻そうとする話
勉強にすべてを捧げてきた親友コンビが、
「遊んでたあいつらも結局エリートじゃん?」という事実に気づいてしまう。
だったら私たちもやるしかない。
卒業前夜、一晩ですべてを回収しに行く暴走コメディ。
ざっくり時系列
・卒業前夜、モリーがクラスメイトの進学先を知る
↓
・ガリ勉人生への疑問が爆発
↓
・エイミーを巻き込んで卒業パーティーに行くと決意
↓
・場所を間違えまくり、別のパーティーを転々
↓
・ドラッグでトリップ、携帯紛失、先生に救われる
↓
・本命パーティーに到着するも友情が決裂
↓
・それぞれ本音をぶつけて一度バラバラに
↓
・警察沙汰を経て和解、卒業式に駆け込む
物語の主要人物
・モリー(ケイトリン・デヴァー)
成績優秀で負けず嫌い。努力が報われない現実に耐えられない。
・エイミー(ビーニー・フェルドスタイン)
穏やかで思慮深い。自分の人生を自分で決めたいタイプ。
・ニック
人気者で、卒業パーティーの主催者。
・ジャレッド
モリーに好意を寄せる変わり者の同級生。
・ホープ
クールで距離感のある同級生。エイミーの転機になる存在。
勉強だけしてきた自分は、損してたのか?
モリーはずっと信じてきた。
「努力すれば、ちゃんと報われる」って。
でも現実は、遊んでたクラスメイトも同じゴールに立っていた。
そこで初めて、焦りと怒りが爆発する。
一晩で全部やろうとして、全部うまくいかない
パーティーの場所は分からない。
乗った車は校長先生。
食べたイチゴはドラッグ入り。
計画はことごとくズレていくけど、それでも止まらない。
この夜は、失敗込みで“初めての青春”だから。
友情が壊れて、やっと本音が出る
中盤で2人は大喧嘩する。
コントロールしてきた側と、されてきた側。
ずっと言えなかった不満が一気に噴き出す。
ここでようやく、2人は対等になる。
この映画のポイント
・ガリ勉=負け組という単純化をしない
・友情が恋愛よりも中心にある
・テンポの速い一夜構成
・脇役まで全員キャラが立ってる
・笑えるのに、ちゃんと刺さる
たぶんこんな映画
青春をサボった人にも、やり切った人にも効く。
「間に合わなかった」って思ってる人ほど、ちょっと救われる。
騒がしくて、正直で、やけに優しい卒業前夜の話。

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