※この記事には、作品の内容に触れる表現や
ネタバレを含む場合があります。 未視聴の方はご注意ください。
ビッグ
(Big)
作品データ
1988年|アメリカ|ファンタジー・コメディ
監督:ペニー・マーシャル
出演:トム・ハンクス, デヴィッド・モスクワ, エリザベス・パーキンス, ロバート・ロッジア, ジョン・ハード, ジャレッド・ラシュトン ほか
子どものまま大人になったら人生ハードモードすぎた話
13歳のジョシュは「大きくなりたい」と願った結果、ある朝いきなり大人の体になってしまう。中身は子ども、見た目は大人という状態で社会に放り出され、仕事も恋も経験していくが、思っていた大人の世界は想像と違っていた。楽しいこともあるけど、失うものも増えていき、最終的にジョシュは自分が本当に戻りたい場所に気づく、という流れ。
ざっくり時系列
遊園地で背が低くて断られる
↓
ゾルターに「大きくなりたい」と願う
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翌朝、大人の体になる
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母に信じてもらえず家を追い出される
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親友ビリーだけが正体を信じる
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ニューヨークで一人暮らし&玩具会社で働く
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子ども目線の発想が評価され出世
↓
スーザンと大人の恋愛関係になる
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忙しさの中で子ども時代を忘れ始める
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ゾルターマシンを見つけ、元に戻ることを決意
↓
子どもに戻り、家族と再会する
物語の主要人物
・ジョシュ・バスキン(デヴィッド・モスクワ/トム・ハンクス)
13歳の少年。願いによって大人の体になってしまう主人公。
・スーザン・ローレンス(エリザベス・パーキンス)
玩具会社の幹部。ジョシュと恋人関係になる。
・ビリー・コペッキ(ジャレッド・ラシュトン)
ジョシュの親友。唯一ジョシュの正体を知る存在。
・マクミラン(ロバート・ロッジア)
玩具会社のオーナー。ジョシュの発想力を高く評価する。
・ポール・ダヴェンポート(ジョン・ハード)
会社の幹部。ジョシュに対して敵意を向ける。
ある朝いきなり大人になっていたらどうする?
遊園地での失敗のあと、ゾルターに願ったジョシュは翌朝、大人の姿で目を覚ます。母親には通報されそうになり、頼れるのは親友ビリーだけ。元に戻る方法が分からないまま、ジョシュはニューヨークで大人として生きるしかなくなり、安宿を借りて働き始める。
子ども視点が最強スキルとして評価される世界
玩具会社で働き始めたジョシュは、子どもならではの正直な意見と感覚で周囲を驚かせる。FAOシュワルツのウォーキングピアノをきっかけに社長に気に入られ、まさかの出世街道へ。仕事も恋も手に入れて、大人としての生活にどんどん深く入り込んでいく。
大人の世界に染まりすぎた結果、選んだ答え
成功する一方で、ビリーと遊ぶ時間は減り、子どもだった自分を少しずつ忘れていくジョシュ。プレッシャーと違和感に耐えきれなくなった彼は、ゾルターマシンの居場所を知り、最後の選択をする。スーザンとの別れを経て、ジョシュは再び子どもに戻り、本来の場所へ帰っていく。
この映画のポイント
子どもの視点がそのまま社会に持ち込まれることで起きるズレ
大人になることへの憧れと、現実のギャップ
成功や恋愛よりも大切なものは何か、というテーマ
ウォーキングピアノなど印象に残るシーンの多さ
たぶんこんな映画
笑える場面が多いけど、観終わる頃にはちょっと立ち止まりたくなる作品。子どもと大人の境目を、ファンタジーを使って軽やかに描いていて、気づくと自分の昔の願い事を思い出してしまう、そんな空気感の映画。

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