ティム・バートンのコープスブライド

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ティム・バートンのコープスブライド
(Tim Burton’s Corpse Bride)

作品データ
2005年|アメリカ・イギリス|アニメーション/ファンタジー
監督:ティム・バートン、マイク・ジョンソン
声の出演:ジョニー・デップ、ヘレナ・ボナム=カーター、エミリー・ワトソン ほか

気弱な青年が間違って死者の花嫁と結婚してしまう話

結婚式の予行演習で盛大にやらかした結果、現世と死者の世界を行ったり来たりすることになる流れ。ロマンチックなのか不幸なのか、判断が追いつかないまま話が進んでいく。

ざっくり全体要約

内気な青年ヴィクターは、政略結婚めいた縁談を控えて緊張しっぱなし。森でひとり練習していた結婚の誓いを、うっかり死者の女性エミリーに向けてしまい、気づいたら死者の世界へ連れていかれる。エミリーはその誓いを本気で受け取っていて、ヴィクターは現世に残した婚約者ヴィクトリアとの間で板挟みになる。二つの世界を行き来しながら、それぞれの事情と過去が少しずつ明らかになっていく。

おどおど青年とまっすぐすぎる花嫁

ヴィクターは優しいけど自己主張が苦手で、流れに押されがち。エミリーは死者なのに感情表現がはっきりしていて、愛情にも正直。ヴィクトリアは現世側で現実と向き合いながら、自分の気持ちを大切にしようとする存在として描かれている。

二つの世界が対照的に並ぶ舞台

現世は暗くて窮屈、形式や体面が重視される空間。一方、死者の世界は色鮮やかで賑やか。生きている側より、死んでいる側のほうが楽しそうに見える構図がずっと続く。

勘違いから始まった関係の行方

結婚の誓いという小さなミスから、人間関係がどんどん複雑になる。誰かを選ぶことが、必ず別の誰かを傷つけてしまう状況で、ヴィクターは決断を迫られていく。

選択がもたらす静かな結末

終盤では、エミリーの過去と真実がはっきりして、物語は思わぬ形で収束する。派手な勝利や救いというより、それぞれが納得できる落とし所を見つける感じで終わっていく。

この映画のポイントなに?

見た目はゴシックで可愛らしいけど、中身はかなり誠実なラブストーリーなところ。生と死の対比を使いながら、気持ちの選び方を描いている。

たぶんこんな映画

怖そうに見えて、実際はやさしい余韻が残るタイプ。少し切なくて、でも後味は静かに温かい、そんな感じが近いかも。

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