エド・ウッド

※この記事には、作品の内容に触れる表現や
ネタバレを含む場合があります。 未視聴の方はご注意ください。




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エド・ウッド
(Ed Wood)

作品データ
1994年|アメリカ|ドラマ/コメディ
監督:ティム・バートン
出演:ジョニー・デップ、マーティン・ランドー、サラ・ジェシカ・パーカー ほか

ダメだと言われ続けても映画を撮り続ける話

周囲から何を言われても、とにかく映画を撮りたい気持ちだけで突き進む映画監督の話。

ざっくり全体要約

ハリウッドの片隅で、映画監督を名乗るエド・ウッドは、資金も技術も評価も足りない状態で映画を撮ろうとし続けている。出来上がる作品は散々な扱いを受けるけど、本人だけは一切めげない。そんなエドの周りに、かつて名声を得た俳優ベラ・ルゴシや、風変わりな仲間たちが集まってくる。トラブルだらけの撮影現場を乗り越えながら、エドは「映画を撮る」という行為そのものに全力で向かい続けていく。

根拠のない自信で突き進む監督

エドは、自分の才能を疑っていないというより、疑うという発想があまりないタイプ。失敗しても、うまくいかなくても、次はもっと良くなると本気で思っている。周囲が冷めていても、本人だけはずっと楽しそうで、その温度差が物語を動かしていく。

過去に縛られた名優との出会い

エドが出会うベラ・ルゴシは、かつてスターだったけど、今は仕事も少なく孤独を抱えている存在。エドは彼を特別扱いせず、ただ一人の俳優として接する。その関係は対等というより、夢を見る者同士が寄り添っている感じに近い。

まとまらない撮影現場

資金不足、脚本の穴、役者の都合、全部がうまくいかない撮影が続く。それでもエドは止めようとしない。撮れるところから撮る、使えるものは全部使う、勢いで乗り切る。そのやり方が周囲を呆れさせつつ、なぜか人を引き寄せてもいる。

評価されない現実と折れない心

完成した映画は、世間から厳しい評価を受ける。でもエド本人は、それを完全な失敗だとは受け取らない。映画を完成させた事実そのものが、彼にとっては十分な達成になっている。そのズレが切なくもあり、少し羨ましくも見えてくる。

それでも映画を撮り続ける結末

物語の終盤でも、エドは大きく変わらない。成功したとも言い切れないし、状況が劇的に良くなったわけでもない。ただ、映画を撮るという行為だけはやめていない。その姿勢が、この映画のラストを静かに支えている。

この映画のポイントなに?

才能や評価より、「好きだからやる」という気持ちが前面に出ているところが印象的。白黒映像も相まって、成功物語というより、映画へのラブレターみたいな空気が続く。

たぶんこんな映画

笑える場面もあるけど、観ているうちに少し胸が温かくなる感じ。うまくいかなくても、夢中になれるものがあるってどういうことなんだろう、と考えたくなるかもしれない。映画を撮る人への視線が、ずっと優しい映画っぽい。

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