アベンジャーズ/エンドゲーム

※この記事には、作品の内容に触れる表現や
ネタバレを含む場合があります。 未視聴の方はご注意ください。




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アベンジャーズ/エンドゲーム
(原題: Avengers: Endgame)

作品データ
2019年|アメリカ|スーパーヒーロー
監督:アンソニー・ルッソ/ジョー・ルッソ
出演:ロバート・ダウニー・Jr、クリス・エヴァンス、マーク・ラファロ、クリス・ヘムズワース ほか

負けた世界で、それでもやり直すって決める話

半分が消えた世界。勝ったはずのサノスも、ストーンも、もう取り返せない。
そこから始まるのがこの映画で、空気がまず重い。
でも、絶望で終わらせないために、残ったメンバーが「もう一回だけやるか」って腹をくくる。
ヒーロー映画ってより、喪失からの立て直しドラマがガッツリ中心の話。

物語の主要人物

・トニー・スターク / アイアンマン(ロバート・ダウニー・Jr)
 帰還後、家族との生活と戦いの間で揺れる

・スティーブ・ロジャース / キャプテン・アメリカ(クリス・エヴァンス)
 生き残った人たちを支えつつ、仲間を再集結させる

・ブルース・バナー / スマート・ハルク(マーク・ラファロ)
 作戦の中核になる科学担当

・ソー(クリス・ヘムズワース)
 自責で崩れたまま、それでも戦う場所へ戻ってくる

・ナターシャ・ロマノフ / ブラック・ウィドウ(スカーレット・ヨハンソン)
 バラけた仲間を繋ぎ続ける役

・クリント・バートン / ホークアイ(ジェレミー・レナー)
 家族を失い、別人みたいになった男

・スコット・ラング / アントマン(ポール・ラッド)
 量子世界から戻って作戦のきっかけを持ち込む

まずはサノスに殴り込み、そして現実を突きつけられる

“デシメーション”から3週間後。
漂流していたトニーとネビュラはキャロルに助けられて地球へ帰還。
生存者たちはストーンの波紋を追って、隠遁していたサノスを急襲する。
でもストーンはもう破壊されていて、やり直しは不可能。
そこでソーがサノスにとどめを刺して、一旦「終わった」みたいな形になる。
ただ、世界は戻らない。ここがしんどい。

5年後、壊れたままの世界にスコットが帰ってくる

5年後の2023年。
世界は一応回ってるけど、みんな何かが欠けたまま生きてる。
そこに量子世界から抜け出したスコットが現れて、「時間の抜け道あるかも」と言い出す。
量子力学を使ったタイムトラベルで、過去からストーンを回収する作戦。
トニーも家族との平穏を手放したくないのに、ピーターを取り戻したくて参加を決める。
バラバラになってた仲間も、なんとか集め直されていく。

“タイム泥棒作戦”で過去を走り回る

目的は、サノスが手に入れる前にストーンを回収すること。
チームを分けて、いろんな時代へ飛ぶ。

2012年のニューヨークでは、ブルースがエンシェント・ワンと交渉してタイム・ストーンを借りる。
一方でスペース・ストーン回収に失敗して、トニーとスティーブは1970年へ追加ジャンプして取り返しに行く。

2013年のアスガルドでは、ソーが母フリッガと再会して立て直す。ついでにムジョルニアも手に入れる。

2014年では、ローディとネビュラがパワー・ストーンを回収。
ただネビュラは過去の自分と混線して、未来の情報がサノス側にバレる最悪の展開になる。
そしてヴォーミアで、ソウル・ストーンの条件が出てくる。
そこでナターシャが崖から身を投げ、クリントがストーンを持ち帰る。

スナップ成功、でもサノスが乗り込んでくる

全ストーンが揃い、ブルースがナノ・ガントレットでスナップを実行。
戻ったことが確認された直後、2014年のサノスが未来に侵入してコンパウンドを爆撃、戦場が更地になる。
トニー、スティーブ、ソーが挑むが押し切られて、もう無理って空気になる。
そこから、ゲートが開いて、戻ってきたヒーローたちが一斉に集結。
全面対決が始まる。

最後の争奪戦と、トニーの決断

ストーン入りガントレットを巡って、取り合いとリレーみたいな戦いになる。
キャロルが戦艦を落としたり、いろんな陣営が一気にぶつかって、戦局がめちゃくちゃ動く。
最後にサノスがガントレットをはめかけるけど、トニーが隙を突いて6つ全部を奪う。
そして「ならば私は…アイアンマンだ」と言い放って指を鳴らし、サノスの軍勢を消滅させる。
その反動で、トニーは命を使い果たして死ぬ。

この映画のポイント

・勝った後の話じゃなく、負けた後の話として始まるのが強い
・タイムトラベルで過去の出来事を拾い直しつつ、ちゃんと現在に帰結させる
・喪失と後悔を抱えたキャラが、それぞれの形で決着をつける
・最後は派手さより「選択」の重さで殴ってくる

たぶんこんな映画

お祭りの最終回みたいに盛り上がる瞬間もあるけど、根っこはずっと切ない。
ギャグもあるのに、油断すると急に胸を締めに来る。
観終わったあと、達成感と喪失感が同時に来るタイプ。
そして「このシリーズをここまで追ってきた人ほど、いろんな別れが刺さる」そんな一本。

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