※この記事には、作品の内容に触れる表現や
ネタバレを含む場合があります。 未視聴の方はご注意ください。
ショーン・コネリー/盗聴作戦
(原題:The Anderson Tapes)
作品データ
1971年|アメリカ合衆国|クライム
監督:シドニー・ルメット
出演:ショーン・コネリー、ダイアン・キャノン、マーティン・バルサム ほか
豪華マンションを丸ごと狙う男が、知らぬ間に全部聞かれてた話
10年ぶりに出所した金庫破りのデュークは、恋人イングリッドの住む豪華マンションを見て「ここ全部いけるな」と判断。プロを集めて完璧な計画を立て、労働感謝祭に実行する。が、その裏でFBIや警察に行動は全部チェックされていて、計画は静かに包囲されていく。
物語の主要人物
・デューク・アンダーソン(ショーン・コネリー)
10年服役していた金庫破り。マンション強盗を計画する中心人物
・イングリッド(ダイアン・キャノン)
デュークの愛人。イースト・サイドの豪華マンションに住んでいる
・トミー・ハスキンズ(マーティン・バルサム)
デュークが集めたプロフェッショナル・チームの一員
・パット・アンジェロ(アラン・キング)
表向きは実業家だが裏ではギャングの顔を持つ男
・デラニー警部(ラルフ・ミーカー)
捜査の指揮を執るニューヨーク市警の警部
出所してすぐに目を付けた、完璧すぎる獲物
金庫破りで10年を過ごしたデュークは出所後、愛人イングリッドのマンションを訪ねる。イースト・サイドに建つその建物は、豪華さも警備も一流。デュークは住人の財産総額を頭の中で弾き出し、このマンション丸ごとを狙う計画を思いつく。
プロ集団結成、静かに進む下準備
デュークはトミー、ザ・キッド、スペンサー、刑務所仲間のパップ、殺し屋ソックスらを集める。一味は住人の名前、部屋の配置、金庫の位置を調査し、警備装置をポラロイドで撮影。決行日は労働感謝祭に決まる。一見、計画は順調そのものだった。
実は全部見られてた、そして一気に崩れる
しかし彼らは気づいていなかった。FBIなどの捜査機関にすでに目を付けられ、会話や行動は監視されていたのだ。決行当日、作業はスムーズに進むが、思わぬミスから犯行が発覚。デラニー警部率いる警察により、一味は次々と捕まっていく。
この映画のポイント
・豪華マンション強盗というシンプルな計画
・盗聴や監視が物語の軸になる構成
・犯行側と捜査側が並行して描かれる進行
・1970年代ニューヨークの空気感
たぶんこんな映画
大仕事を狙って動いてるはずなのに、いつの間にか全部筒抜けになっている不思議な緊張感が続く。派手な展開というより、静かに追い詰められていく過程を眺めるタイプ。気づいたら、もう包囲されてる、そんな感覚が残る一本。

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