※この記事には、作品の内容に触れる表現や
ネタバレを含む場合があります。 未視聴の方はご注意ください。
ラ・ラ・ランド
(La La Land)
作品データ
2016年|アメリカ|ロマンティック・ミュージカル
監督:デイミアン・チャゼル
出演:ライアン・ゴズリング, エマ・ストーン, ジョン・レジェンド, ローズマリー・デウィット ほか
夢を追った二人が、同じ街で出会って、別々の未来を選ぶ話
女優を目指すミアと、ジャズに人生を賭けるセブ。ロサンゼルスで出会った二人は、互いの夢を支え合いながら恋に落ちる。でも、夢に近づくほど、二人の距離は少しずつズレていく。叶った夢と、叶わなかった関係。その両方が、静かに並べられる。
ざっくり時系列
渋滞の高速道路でミアとセブが出会う
↓
それぞれ夢を追いながら惹かれ合う
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交際が始まり、同棲生活へ
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セブがバンドに参加し生活が変わる
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ミアが一人芝居に挑戦する
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すれ違いが大きくなり別れる
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ミアがオーディションを受け、成功の道へ
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5年後、二人が偶然再会する
物語の主要人物
・セバスチャン(セブ)・ワイルダー(ライアン・ゴズリング)
古き良きジャズを愛するピアニスト
・ミア・ドーラン(エマ・ストーン)
女優を目指してオーディションを受け続ける女性
・キース(ジョン・レジェンド)
セブをバンドに誘う旧友ミュージシャン
・ローラ(ローズマリー・デウィット)
現実的な助言をするセブの姉
出会いは派手で、関係はゆっくり始まる
高速道路の渋滞という最悪の状況から始まる出会い。最初は反発し合いながらも、音楽と夢をきっかけに距離が縮まっていく。ロサンゼルスの街そのものが、二人の恋を後押しする。
夢を応援するほど、生活が噛み合わなくなる
セブは現実のために音楽の方向を変え、ミアは自分の表現を信じて一人芝居に挑む。どちらも前に進んでいるはずなのに、同じ速度では進めない。支え合っていたはずの関係が、重荷になっていく。
もしもの未来が、ほんの数分だけ描かれる
5年後、偶然の再会。音楽とともに流れるのは、ありえたかもしれない別の人生。選ばなかった未来を一瞬だけ見つめてから、二人はそれぞれの現実へ戻っていく。
この映画のポイント
・古典ミュージカルへの愛が詰まった演出
・夢と恋を同時に肯定しない構成
・音楽で感情を語るシーンの多さ
・ラストの数分で印象が大きく変わる
たぶんこんな映画
明るくて華やかだけど、後味はちょっと切ない。成功と幸せが必ずしも同じ場所にないってことを、
歌と踊りで見せてくる。観終わったあと、自分の「もしも」を考えちゃうタイプの映画。

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