アイアンマン3

※この記事には、作品の内容に触れる表現や
ネタバレを含む場合があります。 未視聴の方はご注意ください。




Amazon.co.jp: アイアンマン3 ブルーレイ+DVDセット : ロバート・ダウニーJr., グウィネス・パルトロウ, ドン・チードル, ガイ・ピアース, ベン・キングズレー, シェーン・ブラック: DVD
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アイアンマン3
(原題:Iron Man 3)

作品データ
2013年|アメリカ|スーパーヒーロー
監督:シェーン・ブラック
出演:ロバート・ダウニー・Jr、グウィネス・パルトロー、ドン・チードル、ガイ・ピアース、ベン・キングズレー ほか

最強スーツより、心のほうが壊れてた男の話

『アベンジャーズ』の戦いから7か月。
トニー・スタークは不眠と発作に悩まされ、落ち着くためにアーマーを作り続ける状態になっていた。
そんな中、“マンダリン”を名乗るテロリストが爆破事件を繰り返し、世の中がざわつき始める。
トニーは挑発に乗って自宅住所まで公表し、真正面からケンカを売るけど、そこから一気に全部持っていかれる。

物語の主要人物

・トニー・スターク / アイアンマン(ロバート・ダウニー・Jr)
 発作と不眠を抱えたまま戦う天才発明家

・ヴァージニア・“ペッパー”・ポッツ(グウィネス・パルトロー)
 スターク社CEOでトニーの恋人

・ジェームズ・“ローディ”・ローズ(ドン・チードル)
 新型アーマーで捜査する軍人で親友

・アルドリッチ・キリアン(ガイ・ピアース)
 A.I.M.を率い、裏で状況を動かす科学者

・トレヴァー・スラッタリー(ベン・キングズレー)
 “マンダリン”として世に出てくる男

・マヤ・ハンセン(レベッカ・ホール)
 エクストリミス研究に関わる科学者

1999年の置き去りが、あとで牙をむく

物語は1999年の大晦日から始まる。
スイスのパーティーでトニーは若き科学者キリアンに絡まれ、屋上で話す約束をする。
でもトニーはそれを反故にし、マヤと部屋でエクストリミスの研究話をしながら一夜を過ごす。
寒空の下で待ち続けたキリアンは屈辱だけを受け取って、その恨みが時間差で育っていく。

テロと宣戦布告、そして家が吹っ飛ぶ

2012年12月。
マンダリン率いるテン・リングスが、痕跡の残らない爆破事件を繰り返している。
キリアンがペッパーに共同研究の話を持ち込む一方、ハッピーが不審な取引を追って重傷を負う。
怒ったトニーはマンダリンに宣戦布告し、自宅の住所まで公開。
するとヘリの襲撃で家は破壊され、トニーは“マーク42”で脱出するが、故障してテネシー州に不時着する。

少年と組んで、真相へたどり着く

現地で科学好きの少年ハーレーに助けられ、トニーは装備も資金もない状態で調査を始める。
爆発事件の関係者を辿るうちに、A.I.M.とエクストリミスの線が濃くなっていく。
ローディの協力でマンダリンのアジトに踏み込んだ結果、衝撃の事実が出る。
マンダリンは実在の黒幕じゃなく、雇われた俳優トレヴァーが演じていただけ。
裏で全部を動かしていたのはキリアンだった。

クリスマスの夜、全部まとめて決着へ

トニーとローディは囚われ、ペッパーも捕まってエクストリミスを投与される。
マヤはトニーの説得で離反するが、キリアンに殺されてしまう。
修理されて戻ってきたマーク42でトニーは反撃し、クリスマスの夜、巨大タンカーで最終決戦へ。
大量のアーマーを一斉投入して大統領を救出し、ペッパーも助けようとするが、彼女は炎の中へ落下。
それでも生き延びたペッパーが最後にキリアンを倒し、事件は終わる。
トニーは「アーマー依存症」から抜けるため、残ったアーマーを花火みたいに爆破し、胸のリアクターも外して普通の体に戻る決意をする。
エンドロール後は、全部語り終えたトニーの話を、バナーがほぼ寝ながら聞いてたってオチまで付く。

この映画のポイント

・敵との戦い以上に、トニー自身の不安と向き合う話になってる
・「マンダリン」という看板の正体が、物語の大きいひっくり返しになる
・スーツ無双というより、スーツが無い状態での工夫と執念が目立つ
・ペッパーとの関係が、シリーズの中でもかなり中心に置かれてる

たぶんこんな映画

ド派手なんだけど、トニーの心のガタガタがずっと前に出てる。
強さを見せる話というより、弱ってるところから立て直す話に近い。
シリーズの区切りっぽい空気もあって、終わったあとの余韻がちょい長め。
アクションで盛り上げつつ、最後は「結局トニーって何者なの」って所に着地する一本。

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