※この記事には、作品の内容に触れる表現や
ネタバレを含む場合があります。 未視聴の方はご注意ください。
パパVS新しいパパ
(Daddy’s Home)
作品データ
2015年|アメリカ|コメディ
監督:ショーン・アンダース
出演:ウィル・フェレル, マーク・ウォールバーグ, リンダ・カーデリーニ, トーマス・ヘイデン・チャーチ ほか
いい継父でいようとしたら、本物の父親が帰ってきた話
気配り全振りで「いいパパ」をやってきた継父の前に、筋肉と自信の塊みたいな実父が帰ってくる。
子どもたちの好感度を巡って、張り合う方向がどんどんズレていく。
これは親権争いというより、承認欲求の殴り合い。
ざっくり時系列
・ブラッドが継父として家族に馴染もうと努力
↓
・実父ダスティが突然帰ってくる
↓
・子どもたちの好感度バトルが始まる
↓
・贈り物や男気で張り合い続ける
↓
・NBA観戦でブラッドが大失態
↓
・家族が一度バラバラになる
↓
・互いの立場を理解し始める
↓
・共同父親という形に落ち着く
物語の主要人物
・ブラッド・ウィテカー(ウィル・フェレル)
温厚なラジオ局長。子どもに好かれたい気持ちが空回りする継父。
・ダスティ・メイロン(マーク・ウォールバーグ)
子どもたちの実父。カリスマ性と行動力で場をかき回す。
・サラ・ウィテカー(リンダ・カーデリーニ)
二人の間に立つ母親。現実的で家族思い。
・ミーガン
父娘ダンスを楽しみにしている娘。
・ディラン
父親像に振り回されがちな息子。
理想の継父ライフが崩れる瞬間
ブラッドは、子どもたちに嫌われないよう細心の注意を払って暮らしている。
ようやく距離が縮まってきた矢先、実父ダスティが帰還。
見た目も態度も真逆な存在に、ブラッドは一瞬で自信を失う。
張り合うほどズレていく父親対決
犬、ツリーハウス、高額なプレゼント。
「子どものため」のはずが、だんだん意地の張り合いになる。
特にNBA観戦での大失敗は、ブラッドの立場を一気に悪化させる。
父親でいることの重さを知る
一度距離を置いたことで、ダスティは専業主夫の大変さを知る。
ブラッドは、我慢し続けてきた自分の役割を見直す。
空港での会話をきっかけに、二人は初めて同じ目線に立つ。
家族としての新しい形
父娘ダンスパーティーで、争いはようやく終わる。
子どもたちの前で張り合うのをやめ、協力する道を選ぶ。
完璧な父親じゃなくても、一緒にやることはできる。
この映画のポイント
・フェレルとウォールバーグの正反対キャラ
・父親という役割のコメディ化
・子ども視点ではなく大人の必死さが主役
・張り合うほどダサくなる構造
・続編前提の着地
たぶんこんな映画
笑いながら観てると、だんだん父親たちが気の毒になる。
勝ち負けじゃなく、居場所の話だったと気づくタイプ。
力を抜いて観るとちょうどいい、家庭内バトルコメディ。

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