※この記事には、作品の内容に触れる表現や
ネタバレを含む場合があります。 未視聴の方はご注意ください。
オペレーション・フォーチュン
(Operation Fortune: Ruse de Guerre)
作品データ
2023年|イギリス・アメリカ|スパイ・アクションコメディ
監督:ガイ・リッチー
出演:ジェイソン・ステイサム, オーブリー・プラザ, ジョシュ・ハートネット, ヒュー・グラント, ケイリー・エルウィス, バグジー・マローン ほか
無口な最強スパイが、映画スターを連れて世界をかき回す話
盗まれた超ヤバいハイテクAIを取り戻すため、無駄口を叩かないスパイのオーソン・フォーチュンが動き出す話。ハッカーと相棒を連れ、なぜか有名映画スターを巻き込んで、武器商人や裏切り者と駆け引き合戦。派手な銃撃より、だまし合いと段取りで転がしていく、軽口多めのスパイ仕事。
ざっくり時系列
ウクライナのギャングが謎の装置「ハンドル」を盗む
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英国政府が極秘回収任務を発動
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オーソン率いるチームが招集される
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運び屋を追ってマドリードへ
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ハンドルを巡り、別チームの介入が発覚
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武器商人シモンズに近づくため映画スターを利用
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トルコで取引が始まり、大混乱
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裏切り者マイクがハンドルを強奪
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最終取引の場でマイクを確保
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ハンドル回収、次の仕事はお休みへ
物語の主要人物
・オーソン・フォーチュン(ジェイソン・ステイサム)
無口で実務最優先のスパイ
・サラ・フィデル(オーブリー・プラザ)
皮肉屋の天才ハッカー
・JJ・デイヴィス(バグジー・マローン)
オーソンの現場担当相棒
・グレッグ・シモンズ(ヒュー・グラント)
金と女が大好きな武器商人
・ダニー・フランチェスコ(ジョシュ・ハートネット)
作戦に巻き込まれる映画スター
・ネイサン・ジャスミン(ケイリー・エルウィス)
政府側のまとめ役
盗まれたAIを巡る極秘ミッション
発端は「ハンドル」と呼ばれる装置の盗難。どんなセキュリティでも突破できるAIらしく、英国政府は表沙汰にせず回収したい。そこで呼ばれたのがオーソン。彼はハッカーのサラとJJを連れて、ハンドルのデータを追い、マドリードで運び屋に接近する。
映画スターを使った強引な潜入作戦
ハンドルを売ろうとしている武器商人シモンズに近づくため、チームは彼のお気に入り俳優ダニーを利用する作戦に出る。脅されて協力する羽目になったダニーは、サラの偽恋人設定でパーティに出席。裏ではオーソンたちが別ルートで侵入し、情報を抜き取っていく。
裏切り発生、話が一気に面倒になる
トルコでの取引現場に現れたのは、同じ任務を請け負っていたはずのマイク。彼は独断でハンドルを奪い、大量の死者を出して逃走する。シモンズも金を失い、敵だったはずが一時的に協力関係になるという、ややこしい状況に。
最後は段取り勝負
最終取引の場で、オーソンは正面衝突を避けつつ、相手同士を疑心暗鬼にさせて場を崩す。混乱の中でマイクを捕らえ、ハンドルを回収。世界は救われ、チームは次の任務を断って休暇へ。ついでに、この一連の出来事を映画化するという、オチまで用意されている。
この映画のポイント
銃撃より会話と駆け引きが中心
ヒュー・グラントの軽薄な武器商人役が楽しい
スパイものなのに全体的に肩の力が抜けている
ガイ・リッチーらしいテンポの良さ
たぶんこんな映画
深刻そうな世界危機の話なのに、全体のノリはかなり軽め。強いけど無愛想なスパイが、皮肉屋ハッカーと映画スターに振り回されながら仕事を片付けていく。気楽に見られる、ちょっと洒落たスパイアクション。

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