シティ・オブ・エンジェル

※この記事には、作品の内容に触れる表現や
ネタバレを含む場合があります。 未視聴の方はご注意ください。




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シティ・オブ・エンジェル
(City of Angels)

作品データ
1998年|アメリカ|ロマンス/ファンタジー
監督:ブラッド・シルバーリング
出演:ニコラス・ケイジ、メグ・ライアン ほか

見えない存在が、人間に恋をしてしまう話

街のあちこちに静かに佇む存在がいて、普段は人に触れず、感情も抑えたまま見守っている。そんな中で、ある人間に強く惹かれてしまい、立場そのものが揺らぎ始める。触れたい気持ちと、触れられない現実の間で迷い続ける流れ。

天使と医師が出会って、選択の話へ進んでいく

天使のセスは、人々の最期に寄り添う役割を担いながらロサンゼルスの街を見下ろしている。心臓外科医のマギーが命と向き合う姿に惹かれ、彼女のそばにいる時間が増えていく。やがてセスは、天使であり続けるか、人間として生きるかという選択に直面する。

静かに見守る天使と、現実に踏み込む医師

セスは感情を抑えてきた分、好奇心と憧れが強く表に出てくるタイプ。マギーは理性的で仕事に打ち込む一方、ふとした瞬間に孤独を見せる。二人の距離は近づくけれど、同じ場所に立っているわけじゃない感じが続く。

ロサンゼルスの街と、天使たちの居場所

病院や街中、図書館、海辺などが舞台になっていて、日常的な風景が多い。天使たちは人の視界の外で集まり、会話を交わす。現実の街と、見えない世界が重なって存在しているような空間が続く。

触れられない関係が、決断を迫ってくる展開

マギーは自分を見つめる視線の正体に気づき始め、セスは正体を明かすかどうかで揺れる。人間になることで得られるものと、失われるものが具体的に見えてきて、選択はどんどん重くなる。誰かを想う気持ちが、立場そのものを変えてしまう流れ。

人間として選んだ先で訪れる出来事

セスは決断を下し、人間としてマギーのいる世界へ踏み込む。触れられる喜びや感覚を得る一方で、避けられない現実にも向き合うことになる。喜びと喪失がほぼ同時に訪れ、物語は静かに余韻を残して終わっていく。

この映画のポイントなに?

目に見えない存在の視点から、人間の感情や日常を見つめ直しているところ。派手な出来事より、選ぶことそのものの重さが中心にある。天使側の静けさと、人間側の現実感の対比が印象に残りやすい。

たぶんこんな映画

永遠より、一瞬の確かさを選ぶ話。幸せと同時に失うものがある前提で、それでも踏み出す気持ちが描かれている。観終わったあと、何気ない感覚や時間を少し大事にしたくなるタイプの作品かもしれない。

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