※この記事には、作品の内容に触れる表現や
ネタバレを含む場合があります。 未視聴の方はご注意ください。

ノックアラウンド・ガイズ
(原題:Knockaround Guys)
作品データ
2001年|アメリカ|クライム・アクション
監督:ブライアン・コッペルマン、デヴィッド・レヴィーン
出演:バリー・ペッパー、ヴィン・ディーゼル、セス・グリーン、アンドリュー・ダヴォリ、ジョン・マルコヴィッチ、デニス・ホッパー、トム・ヌーナン ほか
マフィアの息子たちが大金をなくして、48時間で人生を取り戻そうとする話
ブルックリン育ちの4人組が、マフィアとしての力量を試される大仕事に挑む。任務は順調……だったはずが、空港で肝心のバッグを紛失。制限時間は48時間。金が戻らなければ、全員まとめて終わり。友情とプライドと恐怖が一気に噴き出す、追い込み型のクライム。
登場人物
・マティ・デマレット
ボスの息子。期待と重圧を一身に背負う立場。
・テイラー・リース
腕っぷし担当。行動力はあるが、考える前に動きがち。
・ジョニー・マーブルス
口が回るムードメーカー。軽さが時々仇になる。
・クリス・スカルパ
冷静枠。仲間内のブレーキ役。
・テディ・デザーヴ
ボスの片腕。失敗に“掟”を思い出させるために現れる。
・ベニー“チェインズ”・デマレット
裏社会のボス。息子に試練を与える張本人。
・スタン・デッカー
地元保安官。よそ者を執拗に嗅ぎ回る。
チャンス到来からの、まさかの大失態
ボスから託されたのは、ファミリーの命運を左右する資金回収。4人は難なくバッグを確保する。ところが帰路のモンタナの空港で、まさかの紛失。成功ムードが一瞬で凍りつき、時計の針だけが進み始める。
48時間のカウントダウンと、追う者追われる者
金の行方を追う4人に、地元保安官スタンが絡んでくる。事情を知らない相手ほど厄介で、動くたびに疑いは濃くなる。焦りが判断を鈍らせ、仲間内の空気もギスギスしていく。
片腕投入で一気に緊張MAX
事態を重く見たボスは、テディを送り込む。彼の存在が示すのは「失敗は許されない」という現実。回収か、破滅か。選択肢が削られていく中で、事態は銃声の聞こえる場所へ転がっていく。
友情とプライドの行き先
大金を巡る駆け引きは、いつの間にか命の取り合いへ。誰が踏みとどまり、誰が越えてしまうのか。4人が“仲間”でいられるかどうかが、最後の分かれ目になる。
この映画のポイント
・制限時間つきの追い込み展開
・若い世代の未熟さと覚悟
・地方の閉塞感が効いた舞台設定
・ベテランが放つ圧の強さ
たぶんこんな映画
派手な大犯罪というより、ミス一発から転げ落ちていく緊張感を味わうタイプ。会話は軽快だけど、状況は重たい。若さの勢いと、裏社会の冷酷さが正面衝突して、後戻りできなくなる感じがじわじわ来る一本。

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