※この記事には、作品の内容に触れる表現や
ネタバレを含む場合があります。 未視聴の方はご注意ください。

ミッドナイトヒート
(Sunset Heat)
作品データ
1992年|アメリカ|アクション/スリラー
監督: ジョン・ニコレラ
出演:マイケル・パレ、アダム・アント、デニス・ホッパー ほか
親友を信じて飛んだ先で、全部を失う話
親友からの一本の電話でロサンゼルスへ向かった男が、
気づけば裏社会の争いに巻き込まれ、
守ろうとしたものを次々と失っていく。
逃げるつもりはなかったのに、
夜の街はそれを許してくれない。
友情と過去と暴力が一気に押し寄せるタイプの一本。
登場人物
・エリック・ライト
親友を信じて行動した結果、事態の中心に立たされる男。
・ダニー・ローリンズ
エリックの親友。大金の話を持ちかける張本人。
・ジュリー
エリックの元恋人でバーのオーナー。過去に強いわだかまりがある。
・レナ
ダニーに紹介された女性。事件の引き金になる存在。
・カール・マッドソン
裏社会のボス。すべての元締め。
・クック
取引を仕切る側の男。執拗にエリックを追う。
電話一本で始まる、嫌な再会
親友ダニーから「話がある」と呼び出されたエリックは、
ロサンゼルスへ向かい、指定されたバーへ行く。
そこで再会したのは、かつて突然姿を消した元恋人ジュリー。
彼女の怒りをぶつけられ、気まずい空気のまま、
今度はダニー本人が現れ、
「近々大金が手に入る」と意味深な話を持ち出す。
裏切りと銃声が、同時に動き出す
ダニーは取引の場で金を強奪し、
銃撃戦の末にその場から逃走する。
一方その頃、エリックがいたダニーの家では、
取引を邪魔された男たちが押し入り、
エリックは丸腰のまま海へ飛び込むしかなくなる。
戻った時には、もう取り返しがつかない状況になっていた。
疑われる側になった男
裏社会のボス、カール・マッドソンは、
ダニーと共にエリックも裏切り者だと疑う。
エリックは事情も分からないまま、
追われる側として夜のロサンゼルスを逃げ回ることになる。
親友を探すのか、身を守るのか、
選択肢はどれも最悪に近い。
この映画のポイント
・友情が一瞬で地獄に変わる導入
・夜のロサンゼルスを使った追走劇
・主人公が状況を把握できないまま進む構成
・デニス・ホッパーの存在感が空気を一段重くする
たぶんこんな映画
先の展開を読ませないというより、
読ませる余裕を与えないタイプ。
状況がどんどん悪くなっていく中で、
主人公がどう転んでも傷つく感じが続く。
深夜に観ると、
街のネオンが少し怖く見えてくる一本。

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