※この記事には、作品の内容に触れる表現や
ネタバレを含む場合があります。 未視聴の方はご注意ください。
アウトブレイク
(Outbreak)
作品データ
1995年|アメリカ|医療・災害
監督:ヴォルフガング・ペーターゼン
出演:ダスティン・ホフマン, レネ・ルッソ, モーガン・フリーマン, ドナルド・サザーランド, キューバ・グッディング・ジュニア, ケヴィン・スペイシー ほか
ウイルスより速く動けるかどうかで、町の運命が決まる話
アフリカのジャングルで発見された致死性ウイルスが、28年後にアメリカへ入り込む。
感染は止まらず、軍は町ごと消す選択肢まで用意していた。
一方で、ウイルス学者たちは「治療法は必ずある」と信じて走り続ける。
時間との勝負の中で、医療、軍、政治が正面からぶつかる。
ざっくり時系列
アフリカで未知のウイルスが発見される
↓
感染を隠すため軍が村を爆撃
↓
28年後、再びザイールでアウトブレイク
↓
感染源のサルが密輸されアメリカへ
↓
小さな町で集団感染が発生
↓
ウイルスが空気感染型に変異
↓
軍が町の爆撃計画を進める
↓
治療法が見つかり、爆撃が阻止される
物語の主要人物
・サム・ダニエルズ大佐(ダスティン・ホフマン)
陸軍感染症医学研究所のウイルス学者
・ロバータ・キーオ医師(レネ・ルッソ)
CDCの科学者、ダニエルズの元妻
・ウィリアム・フォード准将(モーガン・フリーマン)
軍の上層部にいる医学博士
・ドナルド・マクリントック少将(ドナルド・サザーランド)
ウイルスを軍事目的で管理しようとする人物
・メイジャー・ソルト(キューバ・グッディング・ジュニア)
ダニエルズのチームに加わる軍医
ジャングルで始まった話が、アメリカに飛び火する
1967年、アフリカで致死性ウイルス「モタバ」が見つかる。
軍は感染の事実を隠すため、キャンプごと爆撃するという選択を取った。
それから28年後、再びザイールで同じウイルスが現れ、ダニエルズが調査に向かう。
だが、上層部は彼の警告を軽く扱い、深刻さを認めようとしない。
サル一匹から、町全体が崩れていく
ウイルスを宿したサルが密輸され、アメリカへ入る。
このサルをきっかけに、カリフォルニア州の小さな町シーダークリークで感染が拡大。
映画館での集団感染を境に、ウイルスは空気感染型へ変異する。
町は封鎖され、軍が介入し、緊張は一気に跳ね上がる。
治療か、爆撃かという究極の選択
軍はウイルス拡大を防ぐため、町を爆撃する「クリーン・スイープ作戦」を進める。
ダニエルズは、上官たちが昔からウイルスの存在を知っていたことに気づき、暴走を止めようとする。
感染源のサルを追い、抗体を見つけ出し、ついに治療法が完成。
爆撃機が迫る中、ぎりぎりで作戦は中止され、町は救われる。
この映画のポイント
ウイルスの怖さだけでなく、人間の判断の怖さが描かれる
医療チームと軍の立場の違いが物語の軸
時間制限付きの展開で、終始スピード感がある
「封じ込める」と「救う」が真正面から衝突する構成
たぶんこんな映画
感染が広がる様子を追いながら、
誰が決断を下し、誰が責任を負うのかを見せてくる一本。
医療映画でもあり、パニック映画でもあり、
同時に人間の選択の話でもある、そんな印象が残る。

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