※この記事には、作品の内容に触れる表現や
ネタバレを含む場合があります。 未視聴の方はご注意ください。
デッドゾーン
(原題:The Dead Zone)
作品データ
1983年|アメリカ|サスペンス
監督:デヴィッド・クローネンバーグ
出演:クリストファー・ウォーケン、ブルック・アダムス、マーティン・シーン ほか
触れた瞬間に未来が見えてしまった男が、最悪の未来を止めに行く話
事故から目覚めた教師ジョニーは、人に触れると過去や未来が見える力を手に入れる。能力で人を救う一方、ある政治家が世界を破滅に導く未来を見てしまい、彼は自分の人生と引き換えに未来を変える決断をする。
物語の主要人物
・ジョニー・スミス(クリストファー・ウォーケン)
事故をきっかけに予知能力を得た教師
・サラ・ブラックネル(ブルック・アダムス)
ジョニーの元恋人。事故後は別の人生を歩んでいる
・バナーマン保安官(トム・スケリット)
ジョニーの能力を事件解決に使おうとする保安官
・サム・ウイザック(ハーバート・ロム)
ジョニーの主治医で、能力を理解し支える人物
・グレッグ・スティルソン(マーティン・シーン)
将来、世界を破滅へ導くと予知される新進政治家
事故で眠り、5年後に目覚めた世界
ニューイングランドで教師をしていたジョニーは、恋人サラとの帰り道で交通事故に遭い、昏睡状態に陥る。目覚めたとき、時間は5年も経っていて、サラは結婚し子どももいた。身体は回復していたが、彼の人生はすっかり変わっていた。
見えてしまう秘密、望まれない能力
ジョニーは人に触れることで、その人の過去や未来を知覚できるようになる。火事を予知したり、失われた人物の所在を言い当てたりすることで、能力は周囲に知られていく。やがて保安官から頼まれ、連続殺人事件の捜査にも協力することになる。
世界の終わりを見た男の選択
ある日、政治家スティルソンと偶然触れたジョニーは、彼が大統領となり核ミサイルを発射する未来を見てしまう。未来は変えられると知ったジョニーは、たった一人でスティルソンを止める決意を固め、演説会場へ向かう。
この映画のポイント
・予知能力を持った主人公の孤独な視点
・能力を使うほど失われていく日常
・未来は変えられるのかという問い
・派手さより静かな緊張感を重ねる展開
たぶんこんな映画
派手な超能力バトルではなく、ずっと静かで重たい空気が流れる。選択のたびに何かを失っていく感じが続いて、最後は少し胸が締めつけられる。能力よりも、人が何を背負うかに目が向く一本。

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