※この記事には、作品の内容に触れる表現や
ネタバレを含む場合があります。 未視聴の方はご注意ください。
ウェディング・クラッシャーズ
(Wedding Crashers)
作品データ
2005年|アメリカ|ロマンティック・コメディ
監督:デヴィッド・ドブキン
出演:オーウェン・ウィルソン、ヴィンス・ヴォーン、クリストファー・ウォーケン ほか
結婚式に乱入してたら、人生そのものに踏み込んでしまった話
他人の結婚式に紛れ込んでは、その場のノリで恋をして帰る。そんな軽い遊びを続けていた二人が、ある式をきっかけに想定外の本気に出会ってしまう。笑って誤魔化してきた人生が、急に真面目な顔を要求してくる。
物語の主要人物
・ジョン・ベックウィズ(オーウェン・ウィルソン)
結婚式荒らしを生きがいにしてきた男
・ジェレミー・グレイ(ヴィンス・ヴォーン)
ジョンの相棒で同じく常習犯
・ウィリアム・クリアリー(クリストファー・ウォーケン)
財務長官で大家族の父
・クレア・クリアリー(レイチェル・マクアダムス)
婚約者がいる次女
・グロリア・クリアリー(アイラ・フィッシャー)
三女で、予想外に情熱的
毎年恒例、結婚式荒らし
ジョンとジェレミーは、親族になりすまして結婚式に侵入し、若い女性と盛り上がるのが趣味。後腐れも責任もなく、その場だけ楽しめればいい。二人にとって結婚式は、恋愛イベントでしかなかった。
大物一家の結婚式へ
いつもの調子で侵入したのは、財務長官ウィリアムの娘の結婚式。警備も厳しそうだが、なぜか家族にすんなり受け入れられ、二人はそのまま一家の別荘に招かれてしまう。
本気になってしまったジョン
ジョンは、婚約者がいるクレアに本気で惹かれてしまう。軽口も通じないし、いつものやり方も使えない。恋を遊びにしてきたジョンにとって、これは完全に想定外だった。
ジェレミーの方はもっと大変
一方ジェレミーは、三女グロリアと軽い気持ちで関係を持つが、彼女から「初体験だった」と告げられる。そこから一気に距離ゼロ。追いかけられ、束縛され、逃げ場がなくなる。
居心地の良さが刺さってくる
最初は騙す側だった二人だが、ウィリアム一家の屈託のなさや温かさに触れるうち、自分たちの生き方が急に薄っぺらく感じ始める。歓迎されるほど、嘘をついている自分がきつくなる。
遊びか、本気か
ジョンはクレアとの関係を真剣に考え始め、ジェレミーもまた、今までのノリだけの人生に疑問を持つ。結婚式を荒らしてきた二人が、初めて他人の人生と真正面から向き合うことになる。
この映画のポイント
・下品寄りの笑いと、意外と真面目な恋愛線
・バディものとしてのテンポの良さ
・家族に迎え入れられる違和感
・脇役までキャラが濃い構成
たぶんこんな映画
前半は勢い任せで笑わせに来るけど、途中から急に刺してくる。遊び続けるのも楽しいけど、どこかで選ばなきゃいけない瞬間が来る、そんな話。軽そうに見えて、意外とちゃんと人生の分かれ道を描いている一本。

コメント