※この記事には、作品の内容に触れる表現や
ネタバレを含む場合があります。 未視聴の方はご注意ください。
エクセス・バゲッジ
(原題:Excess Baggage)
作品データ
1997年|アメリカ合衆国|ロマンティック・コメディ
監督:マルコ・ブランビラ
出演:アリシア・シルヴァーストーン、ベニチオ・デル・トロ、クリストファー・ウォーケン ほか
かまってほしくて誘拐されたふりをしたら、車ごと盗まれた話
大富豪の娘エミリーは、父の愛情を確かめるために狂言誘拐を計画。ところが自分で隠れた車のトランクごと盗まれてしまい、車泥棒ヴィンセントとの想定外な逃避行が始まる。嘘から始まった関係は、だんだん本気の感情に変わっていく。
物語の主要人物
・エミリー(アリシア・シルヴァーストーン)
大富豪の娘。父の愛情を試すため狂言誘拐を企てる
・ヴィンセント(ベニチオ・デル・トロ)
車泥棒。偶然エミリーをトランクに乗せたまま逃走する
・アレクサンダー(ジャック・トンプソン)
エミリーの父である大富豪
・レイ(クリストファー・ウォーケン)
アレクサンダーの部下。冷静に事態を見ている男
父の気を引くための、ちょっと無茶な作戦
エミリーは、父アレクサンダーが自分に無関心だと感じ、狂言誘拐を思いつく。身代金の電話をかけ、家の車のトランクに隠れるという、かなり行き当たりばったりな計画だった。
トランクを開けたら、まさかの人質
しかしその車は、偶然通りかかった車泥棒ヴィンセントに盗まれてしまう。走り出してからトランクを確認し、中にエミリーがいることを知ったヴィンセントは大混乱。2人はお互いにどうしていいかわからないまま、行動を共にすることになる。
追う側は事情をお見通し
一方、父アレクサンダーは部下のレイに娘の捜索を命じる。レイは早い段階で、今回の事件がエミリーの芝居だと気づき、さらに彼女がヴィンセントと一緒にいることも突き止めていた。追跡は続くが、どこか余裕のある空気も漂う。
逃げながら縮まる距離
逃避行の中で、エミリーとヴィンセントは少しずつ本音を語り合うようになる。最初はトラブルでしかなかった関係が、いつの間にか居心地のいい時間に変わっていく。
この映画のポイント
・狂言誘拐から始まるドタバタ設定
・トランクという密室から広がる展開
・追う側と逃げる側の温度差
・軽めでテンポのいいロマンス
たぶんこんな映画
深刻になりきらず、ずっと軽やか。偶然の連続なのに、なぜか収まるところに収まっていく感じ。肩の力を抜いて眺めると、ちょうど甘い後味が残る一本。

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