※この記事には、作品の内容に触れる表現や
ネタバレを含む場合があります。 未視聴の方はご注意ください。
隣のリッチマン
(原題:Envy)
作品データ
2004年|アメリカ|コメディ
監督:バリー・レヴィンソン
出演:ベン・スティラー、ジャック・ブラック、レイチェル・ワイズ ほか
親友が一瞬で大富豪になって、心がじわじわ壊れていく話
仲良しだったはずのご近所コンビ。ある日、片方が「ペットの糞を消すスプレー」で世界的成功を掴み、もう片方は投資を断ったことをきっかけに、人生ごと転げ落ちていく。差が開いた瞬間から、友情は静かに歪み始める。
物語の主要人物
・ティム・ディングマン(ベン・スティラー)
ニックの親友。堅実だが決断を誤り、後悔と嫉妬に飲み込まれていく
・ニック・ヴァンダーパーク(ジャック・ブラック)
発明家。ペットの糞を消すスプレーで大成功する
・デビー・ディングマン(レイチェル・ワイズ)
ティムの妻。家庭の崩れを間近で見ていく
・ナタリー・ヴァンダーパーク(エイミー・ポーラー)
ニックの妻。成功後の生活を楽しむ側
・Jマン(クリストファー・ウォーケン)
少し怪しげな雰囲気を漂わせる人物
何も変わらない毎日から、突然の大逆転
ティムとニックは大親友。家も職場も近く、家族同士でも仲良くやっていた。ところがニックが「ペットの糞を消すスプレー」を発明したことで、日常は一変する。
投資しなかっただけで、世界がひっくり返る
ニックはスプレーで大成功し、瞬く間に大富豪になる。一方ティムは、ニックから持ちかけられていた投資話を断っていた。その選択が、後悔として心に突き刺さり続ける。
嫉妬が生活を侵食していく
ティムは仕事も家庭も失い、自暴自棄になっていく。成功した親友の姿を見るたびに、祝福よりも妬みが膨らみ、感情はどんどん歪んでいく。
友情から、破壊衝動へ
やがてティムは、ニックの家庭そのものを壊そうと考え始める。最初は小さな感情だった嫉妬が、行動へと変わっていく。
この映画のポイント
・成功と失敗が一気に分かれる怖さ
・「選ばなかった選択」が生む後悔
・コメディなのに笑いきれない空気
・親友関係が崩れていく過程
たぶんこんな映画
笑える設定なのに、観てると胸の奥がザワっとする。運と選択と嫉妬の話で、隣の芝生が青く見えすぎた結果をずっと見せられる一本。コメディだけど、後味はちょっと苦め。

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