レジェンド / 光と闇の伝説

※この記事には、作品の内容に触れる表現や
ネタバレを含む場合があります。 未視聴の方はご注意ください。




Amazon.co.jp: レジェンド/光と闇の伝説(ディレクターズ・カット) [Blu-ray] : トム・クルーズ, ミア・サラ, ティム・カリー, リドリー・スコット: DVD
Amazon.co.jp: レジェンド/光と闇の伝説(ディレクターズ・カット) : トム・クルーズ, ミア・サラ, ティム・カリー, リドリー・スコット: DVD



レジェンド / 光と闇の伝説
(Legend)

作品データ
1985年|アメリカ|ダークファンタジー・アドベンチャー
監督:リドリー・スコット
出演:トム・クルーズ, ミア・サラ, ティム・カリー, デヴィッド・ベネント, アリス・プレイテン, ビリー・バーティ ほか

純粋さが世界を壊しかけて、闇と光が正面衝突する話

森に生きる青年ジャックと王女リリの、無邪気な行動がきっかけで世界の均衡が崩れる。
ユニコーンの角を奪われ、冬と闇が広がり、世界は永遠の夜へ傾いていく。
闇の王はリリの純真さに惹かれ、ジャックは英雄として選ばれてしまう。
童話みたいな設定なのに、話が進むほど世界観はどんどん不穏になっていく。

物語の主要人物

  • ジャック(トム・クルーズ)
     森で生きる青年。動物と心を通わせる純粋な存在
  • リリ(ミア・サラ)
     森を訪れる王女。好奇心が強く、物語の引き金となる
  • ダークネス(ティム・カリー)
     世界を永遠の夜にしようとする闇の支配者
  • ハニーソーン・ガンプ(デヴィッド・ベネント)
     森のエルフ。ジャックを導く存在
  • ブランダー(キラン・シャー)
     道に迷った小人。闇の城で囚われる

好奇心ひとつで世界が傾く、森とユニコーンの始まり

森で暮らすジャックと、彼に惹かれる王女リリ。
ジャックはリリに動物と話す方法を教え、ユニコーンが現れる神聖な場所へ連れていく。
触れてはいけないという警告を無視し、リリがユニコーンに手を伸ばした瞬間、すべてが狂い始める。

闇の王の命を受けたゴブリンたちが角を奪い、世界に冬が訪れる。
池は凍り、森は沈黙し、ジャックとリリは引き裂かれる。

闇の城へ向かう英雄と、囚われていく純真

角を取り戻すため、ジャックはエルフや妖精、ドワーフと共に旅に出る。
一方リリは、自分の行動が招いた結果を知り、闇の城へ導かれる。

闇の王はリリに語りかけ、贈り物を与え、彼女を誘惑する。
純真さを失わせることで世界を完成させようとする闇と、責任を背負い始めるリリ。
このあたりから、話は完全におとぎ話の皮を被った心理戦になる。

光を武器にする、最後の儀式と決着

生贄の儀式が始まり、ジャックは闇と正面から対峙する。
武器になるのは剣だけじゃなく、太陽の光そのもの。
即席の鏡で光を反射し、闇を追い詰めていく。

闇は「悪はすべての生き物の中にある」と語り、完全な消滅を拒む。
それでもジャックは戦いを終わらせ、ユニコーンは蘇り、冬は去る。
指輪は戻り、リリは目を覚ます。

この映画のポイント

・童話的な設定と、やたら濃い闇のビジュアル
・闇の王の存在感がとにかく強烈
・ユニコーン=世界のバランスという分かりやすい構造
・光と闇を「善悪」だけで終わらせない語り口

たぶんこんな映画

見た目はキラキラしたファンタジーなのに、中身は意外と湿度高め。
純粋さが必ずしも安全じゃない、って感覚がずっと流れてる。
闇が完全には消えない終わり方も含めて、夢っぽくて後味が独特。
映像と雰囲気を浴びるタイプのファンタジー、って感じの一本。

コメント