リベンジ|ざっくり時系列

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リベンジ
(Revenge)

作品データ
1990年|アメリカ|ネオノワール/ロマンティック・スリラー
監督:トニー・スコット
出演:ケビン・コスナー, アンソニー・クイン, マデリーン・ストウ, ミゲル・フェラー, トーマス・ミリアン, ジェームズ・ギャモン, ホアキン・マルティネス, ジョン・レグイザモ ほか

愛した女を奪われ、砂漠から這い上がった男が全部を壊しにいく話

元海軍パイロットのジェイは、旧友で犯罪王のティベイの屋敷を訪れ、その妻ミリヤと恋に落ちてしまう。密会は発覚し、ジェイは瀕死の重傷を負わされ、ミリヤは徹底的に尊厳を奪われる。奇跡的に生き延びたジェイは、砂漠と憎しみを越え、ミリヤを探し、失われたものの代償を取りにいく。

ざっくり時系列

アメリカ海軍を退役

旧友ティベイにメキシコへ招かれる

ミリヤと出会い惹かれ合う

密会が発覚

ジェイが重傷を負わされ砂漠に捨てられる

ミリヤが売春宿に送られる

農家に助けられジェイが回復

ジェイが復讐を決意

協力者と合流し敵を追う

ミリヤの居場所を突き止める

ミリヤの死

すべてを背負ったまま物語は終わる

物語の主要人物

・マイケル・J・「ジェイ」・コクラン(ケビン・コスナー)
 元アメリカ海軍飛行士。ティベイの旧友でミリヤの恋人。

・ティブロン・「ティベイ」・メンデス(アンソニー・クイン)
 犯罪組織のボス。ジェイの旧友でミリヤの夫。

・ミリヤ・メンデス(マデリーン・ストウ)
 ティベイの妻。ジェイと恋に落ちる女性。

・セザール(トーマス・ミリアン)
 ティベイの右腕。屋敷の実務を仕切る男。

・マウロ(ホアキン・マルティネス)
 重傷のジェイを助ける農夫。

・アマドール(ミゲル・フェラー)
 ジェイの復讐に協力する男。

・イグナシオ(ジョン・レグイザモ)
 アマドールの仲間。

友情の再会が、地獄の入り口になる

ジェイは12年勤めた海軍を退役し、裕福な旧友ティベイに招かれてメキシコの農園を訪れる。犯罪組織のボスとなったティベイは、豪奢な生活と絶対的な支配で周囲を従えていた。そこにいたのが、若く美しい妻ミリヤ。満たされない結婚生活を送る彼女とジェイは、静かに距離を縮めていく。

一線を越えた瞬間、すべてが壊れ始める

やがて二人は許されない関係に踏み込む。逃げるつもりだったジェイは、ミリヤの想いに引き留められ、密会を続ける。しかし嘘は露見し、待ち伏せされた小屋でジェイは愛犬を殺され、凄惨な暴行を受ける。ミリヤは顔に深い傷を負わされ、ジェイは焼き払われた小屋とともに砂漠へ捨てられる。

生き残った男と、失われていく命

奇跡的に助かったジェイは、農夫マウロ一家に救われ、時間をかけて回復する。一方ミリヤは売春宿へ送られ、心身ともに追い詰められていく。ジェイは復讐を決意し、協力者とともにティベイを追い詰め、ついにミリヤの居場所を知る。しかし再会は、別れの時だった。修道院のホスピスで、ミリヤはジェイの腕の中で静かに息を引き取る。

この映画のポイント

・トニー・スコットらしい強烈な映像と色彩
・友情、愛、裏切りが一気に崩れる構造
・復讐の過程よりも、その代償が重く描かれる物語
・静かなシーンほど感情が刺さる演出

たぶんこんな映画

灼けた太陽と影の濃い夜が交互に続く中で、どうにもならなかった愛と、その後に残る空虚さがじわじわ残る一本。派手な復讐劇というより、取り返しのつかなさを最後まで見せ切る、重くて忘れにくい映画。

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