※この記事には、作品の内容に触れる表現や
ネタバレを含む場合があります。 未視聴の方はご注意ください。
スパイ・キッズ3-D:ゲーム・オーバー
(Spy Kids 3-D: Game Over)
作品データ
2003年|アメリカ|アクション/ファミリー
監督:ロバート・ロドリゲス
出演:ダリル・サバラ、アレクサ・ヴェガ、シルヴェスター・スタローン、アントニオ・バンデラス ほか
ついに世界がゲーム画面になる
シリーズが進むにつれて広がってきた世界が、今回はそのままゲームの中へ。
現実とバーチャルの境目がかなり曖昧で、
「ここからはそういうルールね」と受け入れた人から楽しめるタイプ。
3-Dという仕掛けも含めて、やりたいこと全部盛りの雰囲気。
ざっくり言うと、ゲームの中に突入する話
天才ゲームクリエイターが作った仮想世界が、
そのまま現実を巻き込む事態になる。
囚われた仲間を助けるため、主人公はゲームの中に入り、
ステージを進みながら奥へ奥へと進んでいく。
クリア条件は分かりやすいけど、簡単には終わらない。
ゲーム的なルールが前提になる
残機、レベル、ボスキャラ。
現実世界の感覚より、ゲームの文法が優先される。
「今はそういう世界だから」で納得しながら進む感じで、
細かい理屈はあまり説明されない。
主人公が一人で進む時間が長い
今回はチーム戦というより、
一人で黙々と進む場面が多め。
兄妹の関係も、
直接一緒に行動するというより、別の形で関わっていく。
敵キャラは、いかにもラスボス
登場の仕方から言動まで、
とにかく分かりやすく大げさ。
現実的な悪役というより、
ゲームの中の存在として割り切ったキャラクター。
ステージが進むほど派手になる
序盤はシンプルだけど、
進むにつれて背景も演出もどんどん盛られていく。
スピード感重視で、
考える暇をあまり与えない構成。
ラストは、ゲーム終了と現実への帰還
すべてが終わると、ゲームはゲームとして区切られる。
現実に戻ったあと、
何が起きていたのかが整理されていく。
完全に元通りというより、
経験だけがちゃんと残る感じ。
たぶんこんな映画
シリーズの中でも、いちばん振り切れている。
スパイ映画というより、
巨大なゲーム実況を観ている感覚に近いかも。
リアルさよりも、
「こうしたら楽しいよね」を最後まで貫いた一本、そんな印象が残りやすい。

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