マチェーテ

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マチェーテ
(Machete)


作品データ

2010年|アメリカ|アクション/クライム
監督:ロバート・ロドリゲス
出演:ダニー・トレホ、ミシェル・ロドリゲス、ジェシカ・アルバ、ロバート・デ・ニーロ ほか


怒りをそのまま刃物にしたみたいな映画

最初の一歩から、かなり血の気が多い。
静かな導入とか、心の整理とかは後回しで、
感情がそのまま行動に変わっていく感じ。
真面目な社会派っぽい話題を扱っているのに、
語り口はずっと過激で下品寄り。

ざっくり言うと、裏切られた男が切り返す話

元捜査官の男が、ある仕事をきっかけに裏切られる。
そのまま使い捨てにされかけたところから、
生き延びて、状況をひっくり返す側に回る。
復讐と反撃が絡み合いながら、
関係者全員を巻き込んで話が広がっていく。

主人公は、ほぼ止まらない

迷いがあるようにも見えるけど、
基本的には前に進み続ける。
説得や交渉より、
行動で答えるタイプ。
言葉より刃物が先に出る場面が多い。

周囲のキャラも、かなり極端

敵も味方も、性格が分かりやすい。
善悪の境界線ははっきりしているようで、
実際にはかなり雑。
現実的というより、
記号的なキャラクターが次々出てくる。

社会ネタはあるけど、語り方は乱暴

移民、政治、権力。
重くなりそうなテーマが並んでいるのに、
丁寧に説明する気はあまりなさそう。
怒りや皮肉を、
アクションに変換して投げつけてくる感じ。

アクションは、やりすぎ気味

物理法則とか、
現実的な段取りとかは、途中で置いていかれる。
「そこまでやる?」という場面が、
普通のテンポで続く。
笑っていいのか迷うくらい、
盛り切り上げてくる。

ラストは、まだ続きそうな余韻

一応の決着はつくけど、
全部終わった感じはあまりしない。
次の火種が、
もうそこに転がっている気配。
区切りというより、
一章終了くらいの感触。

たぶんこんな映画

真面目に考えるほど、置いていかれやすい。
過剰さと悪ノリを、
そのまま受け取れる人向けのテンポ。
怒り、皮肉、暴力を、
全部まとめてエンタメに変換した一本、
そんな印象が残りやすい。

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