君のためなら千回でも|ざっくり時系列

※この記事には、作品の内容に触れる表現や
ネタバレを含む場合があります。 未視聴の方はご注意ください。




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君のためなら千回でも
(The Kite Runner)

作品データ
2007年|アメリカ合衆国|ドラマ
監督:マーク・フォースター
出演:ハリド・アブダラ, ホマユーン・エルシャディ, ショーン・トゥブ, アトッサ・レオニ, サイード・タグマウイ ほか

見捨てた記憶を一生抱えて生きる男の話

子どもの頃、守れなかった友人がいる。
その一瞬の選択が、人生の奥にずっと残り続ける。
時代と国が変わっても消えない罪悪感と、やり直すための旅。
これは友情の物語であり、償いの物語。

ざっくり時系列

アフガニスタンで少年時代を過ごす

親友ハッサンと凧揚げに夢中になる

凧揚げ大会で事件が起きる

アミールは助けられず逃げる

罪悪感から関係が壊れる

アフガニスタンから国外へ逃亡

アメリカで大人になる

過去と向き合う呼び出しを受ける

再びアフガニスタンへ戻る

償いのために行動する

凧揚げで物語がつながる

物語の主要人物

・アミール・カディリ(ハリド・アブダラ)
 裕福な家庭に育った少年。後に作家となる

・ハッサン
 アミールの親友。忠誠心の強い少年

・ババ(ホマユーン・エルシャディ)
 アミールの父。尊敬される人物

・ラヒム・カーン(ショーン・トゥブ)
 ババの友人。アミールを導く存在

・ソラヤ(アトッサ・レオニ)
 アミールの妻

凧揚げと友情の始まり

1970年代のカブール。
裕福な家庭で育つアミールと、召使いの息子ハッサンは兄弟のように育つ。
凧揚げは二人にとって特別な遊びで、ハッサンは凧を追う役目を担っていた。
無邪気な時間は、永遠に続くように見えた。

たった一度の逃げ

凧揚げ大会のあと、事件は起きる。
ハッサンが暴力にさらされる場面を、アミールは見てしまう。
だが、助けに入ることができなかった。
この沈黙が、アミールの中で一生消えない傷になる。

国と人生が引き裂かれる

ソ連侵攻をきっかけに、アミールと父は国外へ逃れる。
アメリカで新しい生活を始め、結婚し、大人として生きていく。
それでも、心の奥にはハッサンの姿が残り続けている。
過去は、置いてきたはずなのに追いかけてくる。

もう一度、戻るために

ある電話をきっかけに、アミールは再びアフガニスタンへ向かう。
そこで知る、ハッサンの運命と、自分との本当の関係。
過去の恐怖と向き合いながら、今度こそ逃げない選択をする。
それは償いであり、やり直しでもある。

この映画のポイント

・友情と裏切りの記憶が軸にある
・歴史の変化が個人の人生に重なる構成
・凧揚げが象徴として何度も使われる
・行動によって過去を乗り越えようとする物語

たぶんこんな映画

ずっと胸の奥に引っかかる言葉がある。
それを抱えたまま、大人になっていく感覚。
簡単には許されないけど、向き合うことはできる。
そんな希望を、静かに手渡してくる一本。

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