恋するリベラーチェ|ざっくり時系列

※この記事には、作品の内容に触れる表現や
ネタバレを含む場合があります。 未視聴の方はご注意ください。




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恋するリベラーチェ
(Behind the Candelabra)

作品データ
2013年|アメリカ|伝記/コメディドラマ
監督:スティーヴン・ソダーバーグ
出演:マイケル・ダグラス, マット・デイモン, ダン・エイクロイド, ロブ・ロウ, デビー・レイノルズ, スコット・バクラ, ボイド・ホルブルック ほか

天才ピアニストが、若い恋人を囲い込んでいく話

ラスベガスの大スター、リベラーチェと、18歳の青年スコット・ソーソン。
華やかな世界に招き入れ、恋人として、助手として、家族のように抱え込んでいく。
でもその関係は、愛情だけじゃなく、支配や依存も一緒に膨らんでいく。
これはリベラーチェの晩年10年と、二人の関係がどう始まり、どう壊れていったかを追う物語。

ざっくり時系列

ロサンゼルスのゲイバーでスコットが声をかけられる

プロデューサーの紹介でリベラーチェと出会う

ラスベガスの豪邸に招かれる

犬の治療をきっかけにアシスタントになる

同棲が始まり恋人関係になる

整形や支配がエスカレートする

薬物と嫉妬で関係が崩れる

別れと訴訟に発展する

病床で再会し、最期を迎える

物語の主要人物

・リベラーチェ(マイケル・ダグラス)
 ラスベガスを代表する世界的ピアニスト

・スコット・ソーソン(マット・デイモン)
 若くしてリベラーチェと関係を持つ青年

・シーモア・ヘラー(ダン・エイクロイド)
 リベラーチェの長年のマネージャー

・ジャック・スターツ医師(ロブ・ロウ)
 リベラーチェに重用される整形外科医

・ボブ・ブラック(スコット・バクラ)
 スコットをリベラーチェに紹介する人物

・キャリー・ジェームズ(ボイド・ホルブルック)
 後にリベラーチェが目を向ける若い男性

出会いはバー、舞台裏から始まる関係

1977年、スコットはロサンゼルスのゲイバーで声をかけられる。
紹介された先にいたのが、きらびやかな衣装に身を包んだリベラーチェ。
舞台裏、豪邸、ラスベガスの夜。
一気に別世界へ連れて行かれる感じが強烈。

愛情と支配が同時に深まっていく

スコットはアシスタントとして雇われ、やがて恋人になる。
リベラーチェは若さに執着し、整形、減量、生活の管理まで踏み込んでいく。
外では独身の大スター、内では完全に閉じた二人の世界。
そのズレが少しずつ歪みを生む。

別れ、裁判、そして最後の再会

嫉妬と薬物、若い恋人の存在で関係は壊れる。
別れのあと、二人は裁判で争うことになる。
年月が流れ、重い病を抱えたリベラーチェからの一本の電話。
最後の再会は、派手さより静かな余韻を残す。

この映画のポイント

・マイケル・ダグラスの大胆な演技
・マット・デイモンの振り切った役作り
・豪華さと閉塞感が同居する空間
・実話ベースならではの生々しさ
・ソダーバーグらしい距離感の演出

たぶんこんな映画

キラキラしたショービジネスの裏側を、かなり近い距離で見せてくる。
派手なのに、ずっと息が詰まる感じもある。
愛情と依存が絡まった関係を、淡々と、でも濃く描く一本。

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