※この記事には、作品の内容に触れる表現や
ネタバレを含む場合があります。 未視聴の方はご注意ください。

ハイ・フライング・バード -目指せバスケの頂点-
(High Flying Bird)
作品データ
2019年|アメリカ|スポーツ/ドラマ
監督:スティーヴン・ソダーバーグ
出演:アンドレ・ホランド, ザジー・ビーツ, メルヴィン・グレッグ, ソニア・ソン, ザカリー・クイント, カイル・マクラクラン, ビル・デューク ほか
ロックアウト中に、NBAの仕組みごとひっくり返そうとする話
NBAがロックアウトで止まる中、スポーツエージェントのレイは72時間以内に一発逆転の策を仕掛ける。
狙いは新人選手を使った、前代未聞の勝負。
これは試合そのものより、バスケを取り巻く金と力関係をどう動かすかに全振りした物語。
ざっくり時系列
NBAがロックアウトに突入する
↓
エージェントのレイが会社から追い詰められる
↓
新人選手エリックを守る策を考える
↓
元同僚サムと水面下で動き出す
↓
別の新人ジャメロを巻き込む
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地域イベントで1対1の試合が起きる
↓
動画がSNSで爆発的に拡散
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ストリーミング配信という切り札を出す
↓
ロックアウトの構図が揺さぶられる
物語の主要人物
・レイ・バーク(アンドレ・ホランド)
NBA選手を担当するスポーツエージェント
・サム(ザジー・ビーツ)
レイの元同僚で、計画の協力者
・エリック・スコット(メルヴィン・グレッグ)
レイが担当する新人バスケットボール選手
・エメラ・アンバー(ジェリル・プレスコット)
新人選手ジャメロの母親
・デイビッド・スター(ザカリー・クイント)
レイの上司でエージェンシー側の人物
・ジャメロ・アンバー(ジャスティン・ハート=ダンクリー)
エリックと対になる存在の新人選手
ロックアウトで止まったリーグの裏側
物語はNBAがロックアウト中という状況から始まる。
試合はなく、金の流れも止まり、エージェントも選手も宙ぶらりん。
レイはレストランでカードが使えなくなり、事態の深刻さを突きつけられる。
新人選手と母親、そしてSNSの火種
レイは新人ジャメロと、その母エメラに目を向ける。
一方で、エリックとジャメロはSNS上で衝突。
言葉の応酬は、リアルな対面と1対1の試合へと発展する。
拡散された動画が、流れを変える
地域イベントでの1対1は、子どもたちのスマホによって撮影される。
その映像は瞬く間に拡散。
レイはここで、試合をストリーミング配信するという賭けに出る。
それは金を稼ぐためだけじゃなく、ロックアウトそのものを揺さぶる一手だった。
この映画のポイント
・試合より交渉と戦略が主役
・SNSとストリーミングの扱い方
・NBAの構造をそのままテーマにしている
・実在選手のインタビューが挟まる構成
・全編iPhone撮影の軽快な映像
たぶんこんな映画
スポーツ映画だけど、汗より会話が多い。
派手な逆転劇というより、頭脳戦をじわじわ見る感じ。
バスケが好きじゃなくても、業界の裏側を覗く感覚で楽しめる一本。

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