※この記事には、作品の内容に触れる表現や
ネタバレを含む場合があります。 未視聴の方はご注意ください。
Mr.ダマー2 1/2
(Trial and Error)
作品データ
1997年|アメリカ|コメディ
監督:ジョナサン・リン
出演:マイケル・リチャーズ, ジェフ・ダニエルズ, シャーリーズ・セロン, ジェシカ・スティーン ほか
マジメ弁護士が倒れて、俳優が法廷に立っちゃう話
有能だけど融通のきかない弁護士チャーリーが出張先でダウンし、代わりに俳優の友人リチャードが弁護士になりすまして裁判に出ることになる。正体がバレたら即アウトな状況の中、二人は即席の連携プレーで法廷を乗り切ろうとするが、裁判は予想外の方向へ転がっていく。
ざっくり時系列
法律事務所のパートナーに昇進
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上司の親族の裁判対応で出張
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独身最後のパーティーと日程が被る
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酒と騒ぎでチャーリーが倒れる
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出廷不能になりリチャードが代理で出廷
↓
なりすまし裁判が始まる
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秘密の通信システムで指示を出す
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法廷がカオス化
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それぞれ恋と選択の分岐点へ
物語の主要人物
・チャーリー・タトル(ジェフ・ダニエルズ)
大手法律事務所の若手パートナー
・リチャード・リエッティ(マイケル・リチャーズ)
俳優でチャーリーの親友
・ビリー・タイラー(シャーリーズ・セロン)
チャーリーが出会うウェイトレス
・エリザベス・ガードナー(ジェシカ・スティーン)
裁判を担当する検察官
昇進直後に、ややこしすぎる出張が始まる
チャーリーは法律事務所のパートナーに昇進したばかり。将来の義父でもある上司から、どう考えても有罪になりそうな親族の裁判対応を任され、ネバダ州パラダイス・ブラフへ向かうことになる。しかもその日は、彼自身の独身最後のパーティーと丸かぶりだった。
気絶、薬、そして急きょ法廷デビュー
祝賀ムードの中でトラブルに巻き込まれたチャーリーは、鎮痛剤の影響で裁判当日に出廷不能に。追い詰められた状況で、俳優のリチャードが弁護士になりすまして法廷に立つことになる。もしバレたら二人とも犯罪者。そこでチャーリーは「アシスタント」を装い、陰からリチャードに指示を出し始める。
法廷は舞台、弁護は即興芝居
フラッシュカード、ベビーモニター、車のクラクションまで使った即席の通信で、裁判は続行される。だが、リチャードは次第に自分なりのやり方で弁護を展開し始め、事態はさらに混沌としていく。一方でチャーリーは出会ったビリーとの関係を通じて、自分の人生そのものを見直し始める。
この映画のポイント
・法廷ものなのに、進行はほぼドタバタ
・マイケル・リチャーズの身体を張った動き
・即興と誤魔化しで乗り切る裁判の構造
・恋愛要素が選択の軸になっている
たぶんこんな映画
裁判所という堅そうな場所を、全力で遊び場に変えてしまうタイプのコメディ。話はどんどん脱線するけど、最後はちゃんと「正体」と「選択」に戻ってくる。理屈より勢いで押し切る感じが、そのまま作品の空気になってる一本。

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