※この記事には、作品の内容に触れる表現や
ネタバレを含む場合があります。 未視聴の方はご注意ください。
アンジェントルメン
(The Ministry of Ungentlemanly Warfare)
作品データ
2024年|アメリカ・イギリス|歴史・戦争・コメディ
監督:ガイ・リッチー
出演:ヘンリー・カヴィル, エイザ・ゴンザレス, アラン・リッチソン, ヘンリー・ゴールディング, アレックス・ペティファー ほか
正規軍じゃ無理だから、無茶な連中に全部任せる話
第二次世界大戦中、正攻法では止められないナチスの補給網を潰すため、チャーチルが選んだのは「非紳士的」なやり方。規則も命令系統もガン無視な特殊チームが、敵地のど真ん中で強引すぎる破壊工作をやらかしていく。
ざっくり時系列
ナチスのUボートが補給を続ける
↓
SOEが極秘の破壊作戦を計画
↓
ガスがクセ者チームを集める
↓
中立国を装って潜入
↓
ナチス支配地域で仲間を救出
↓
補給船破壊計画が前倒しに
↓
正面突破の無許可作戦を決行
↓
補給船を奪取して混乱を起こす
↓
一度は逮捕される
↓
チャーチルの一言で全部チャラ
物語の主要人物
・ガス・マーチ=フィリップス(ヘンリー・カヴィル)
常識外れの作戦を指揮するリーダー
・マージョリー・スチュワート(エイザ・ゴンザレス)
社交と色仕掛けで敵中に潜る工作員
・アンダース・ラッセン(アラン・リッチソン)
前線担当の荒っぽい戦士
・ジェフリー・アップルヤード(アレックス・ペティファー)
捕らわれていた破壊工作員
・ガビンズ准将(キャリー・エルウィス)
裏で全部仕切っている上司
戦況が詰んでるので、裏技を使う
爆撃と潜水艦で追い込まれたイギリスは、正規軍では対応できない状況に陥っていた。そこでガビンズは、命令書に残せない作戦を実行できる人間として、ガスに白羽の矢を立てる。
任務は雑に、でも結果は派手に
チームは漁船に偽装して航海し、途中で仲間を救出。現地では賭博場や誘惑を使って情報を集め、予定より早まった出航に合わせて計画を強引に変更する。細かい計算より勢い優先で、敵の想定を全部ひっくり返す。
捕まっても、最後は肩書きが勝つ
作戦は成功するが、やり方が無茶すぎて一行は逮捕される。ところがチャーチルが彼らを「非紳士戦争省」として正式に認めたことで、全部が正当化される。無法が公式になる瞬間で終わる。
この映画のポイント
・史実ベースだけどかなり脚色強め
・戦争映画なのにノリは軽快
・チーム全員が規格外
・後のスパイ物につながる匂わせ
たぶんこんな映画
真面目な戦史を期待すると肩透かしだけど、無茶な作戦を楽しむ気分ならかなり痛快。戦争を舞台にした強盗映画みたいなテンポで、最後まで勢いで押し切るタイプの一本。

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