ドライブ・アングリー

※この記事には、作品の内容に触れる表現や
ネタバレを含む場合があります。 未視聴の方はご注意ください。




Amazon.co.jp: ドライブ・アングリー [DVD] : ニコラス・ケイジ, アンバー・ハード, ウィリアム・フィクトナー, ビリー・バーク, パトリック・ルシエ: DVD
Amazon.co.jp: ドライブ・アングリー : ニコラス・ケイジ, アンバー・ハード, ウィリアム・フィクトナー, ビリー・バーク, パトリック・ルシエ: DVD



ドライブ・アングリー
(Drive Angry)

作品データ
2011年|アメリカ|アクション/ファンタジー
監督:パトリック・ルシエ
出演:ニコラス・ケイジ、アンバー・ハード、ウィリアム・フィクナー、ビリー・バーク ほか

地獄から戻った男がアクセル踏みっぱなしで復讐しに行く話

冒頭から「なんで生きてるの?」ってなる男が登場して、説明より先にエンジン音が鳴り続ける。とにかく止まらず、考える前に突っ走る系の復讐ロードが始まる。

逃げ場なしの追走劇を一気にまとめると

ジョン・ミルトンは、孫を殺されたことをきっかけに、とんでもない怒りを抱えたまま行動している男。
実は彼、普通に生きてる人間ではなく、一度地獄に落ちたあと、ある事情で現世に戻ってきている。
目的はただひとつ。孫を奪ったカルト集団のボスを追い詰めること。
その過程で、行きずりで出会った女性パイパーを半ば強引に巻き込み、銃と車と怒りを武器に、ひたすら前へ進んでいく。

無表情で怒ってる男と、巻き込まれ体質の相棒

ミルトンは感情をあまり語らないけど、行動だけは一貫して荒い。説明も反省もほぼなく、敵がいれば撃つし、壁があれば突っ切る。
パイパーは最初こそ戸惑っているけど、だんだん状況を受け入れていくタイプで、ツッコミ役にもなりつつ、行動力もある。
そこに、ミルトンを回収しようとする謎の男“アカウンタント”が絡んできて、追う側と追われる側がごちゃ混ぜになる。

舞台はアメリカ南部、ずっと走ってる

ガソリンスタンド、モーテル、荒れたハイウェイ、小さな町。
落ち着く場所はほぼなく、車を止めたと思ったらすぐ銃声が鳴る。
目的地が見えているようで、常に何かが追いついてくる感じの空気が続く。

銃撃と追跡と超常現象が同時に起こる

敵はカルト集団だけじゃなく、警察も巻き込まれ、さらに常識外の存在も介入してくる。
現実寄りのカーアクションに、急に「そこまでいく?」って要素が混ざるので、展開はどんどん大味になっていく。
細かい理屈より、「今どうなってるか」を勢いで見せる進み方。

クライマックスは因縁の清算に向かう

最終的にミルトンは、追い続けてきた相手と対峙する。
その場で明かされる事情によって、彼が何者で、なぜここまで怒っていたのかがはっきりしてくる。
全てが片付いたあとも、完全にスッキリするというより、「この男はまたどこかへ行くんだろうな」みたいな余韻が残る。

この映画のポイントは“考えさせない全力疾走”

物語の整合性より、走行距離と爆発回数を優先している感じ。
説明が少ない分、勢いとテンポで押し切る構成になっている。

たぶんこんな映画

深く考えず、音とスピードと怒りを浴びるタイプの一本。
理屈よりもアクセルを踏み続ける姿を眺めて、「まあ、そうなるよね」と思いながら最後まで付き合う感じの映画。

コメント