ウィリーズ・ワンダーランド

※この記事には、作品の内容に触れる表現や
ネタバレを含む場合があります。 未視聴の方はご注意ください。




ウィリーズ・ワンダーランド [Blu-ray]
■悪魔の魂を持つアニマルロボット VS 容赦なき男の対決が今始まる! ニコラス・ケイジが完膚なきまでに叩きのめすアクション・ホラー ■ニコラス・ケイジ主演最新作! 『リービング・ラスベガス』ではアカデミー賞主演男優賞を受賞し、『フェイス/オフ』『キック・アス』他数々の大作に出演するニコラス・...



ウィリーズ・ワンダーランド
(Willy’s Wonderland)

作品データ
2021年|アメリカ合衆国|アクション/コメディ/ホラー
監督:ケヴィン・ルイス
出演:ニコラス・ケイジ、エミリー・トスタ、ベス・グラント、デヴィッド・シェフタル ほか

無口な男がヤバい遊園地を黙々と掃除する話

車が故障して立ち往生した男が、なぜか不気味な遊園地で一晩バイトすることになる。普通なら逃げ出しそうな状況なのに、この男はほぼ無言のまま、淡々と仕事を続けていく。

掃除の代わりに命を賭ける夜が始まる

舞台は閉鎖されたウィリーズ・ワンダーランド。修理代の代わりに清掃を引き受けた主人公は、夜の間に施設をピカピカにする約束をする。ところが、そこに置かれているマスコットたちが、どう考えても普通じゃない動きをし始める。

ほぼ喋らない主人公と事情を知る若者たち

主人公は感情表現がかなり少なく、状況説明も一切しないタイプ。一方で、街の若者たちはこの遊園地の過去を知っていて、関わるのを止めようとする。でも話が噛み合う前に、夜はどんどん進んでしまう。

密閉された遊園地で逃げ場がなくなる

場所は完全に閉じた施設内。外は真っ暗、助けも来ない。電源が落ちたり通路が入り組んでいたりして、どこにいても安心できない空気が続く。掃除道具と自販機の休憩だけが、唯一のルーティンみたいになる。

マスコットたちが本気で襲ってくる

着ぐるみの中身が何なのか分からないまま、敵意だけははっきりしている存在が次々に襲いかかる。普通ならパニックになる場面でも、主人公は予定通り休憩を取り、エナジードリンクを飲み、また戦う。行動が一貫していて逆に不思議。

最後までブレない男の姿勢

事態はどんどんエスカレートしていくけど、主人公の態度はほぼ変わらない。戦う理由を語ることもなく、正義感を見せるわけでもなく、やるべきことを終わらせるだけ。その結果として、夜は一つの終わり方を迎える。

無言と過剰さのバランスが独特

ホラーっぽい見た目なのに、間の取り方や行動がコメディ寄り。説明を削りまくっている分、映像と動きで全部見せてくる。怖がらせたいのか笑わせたいのか、境界線が曖昧な感じが続く。

たぶん、理屈より体感で観る映画

設定を整理しようとすると追いつかないけど、流れに乗ると最後まで一気に行ける。無言の主人公と騒がしいマスコットの対比が強く残って、観終わったあとも妙に印象に残る。深く考えず、その場の異様さを楽しむタイプの一本。

コメント