ファイト・クラブ

※この記事には、作品の内容に触れる表現や
ネタバレを含む場合があります。 未視聴の方はご注意ください。


ファイト・クラブ [DVD]
ナレーター…エドワード・ノートン(平田広明) タイラー…ブラッド・ピット(山寺宏一) マーラ…ヘレナ・ボナム・カーター(高乃 麗) 監督:デイビッド・フィンチャー 製作:アート・リンソン/ショーン・チャフィン/ロス・グレイソン・ベル 音楽:ザ・ダスト・ブラザーズ ●字幕翻訳:戸田奈津子 ●吹替翻訳:税田春介 ...




作品データ
1999年|アメリカ|ドラマ/サスペンス
監督:デヴィッド・フィンチャー
出演:ブラッド・ピット、エドワード・ノートン、ヘレナ・ボナム=カーター ほか

不眠症の会社員が別人格と殴り合いを始める話

毎日ちゃんと働いて、ちゃんと疲れてるはずなのに、なぜか眠れない男がいて、
そこにやたら自信満々で危うい男が現れて、人生が一気に別方向へ転がっていく。

人生が静かに壊れていくのを一気にまとめると

主人公は、名前が特に重要じゃなさそうな会社員。
不眠症に悩んでいて、日常が空っぽに感じられている。
ある日、タイラーという男と出会い、勢いで一緒に暮らすことになり、
気づけば「ファイト・クラブ」という謎の集まりが始まっていく。

眠れない語り手と、危険なカリスマ

主人公は常に疲れていて、自分の人生に納得できていない感じ。
一方のタイラーは、ルールも常識も気にしないタイプで、言葉がやたら刺さる。
そこにマーラという、投げやりで不安定な女性が加わって、関係性がさらにややこしくなる。

地下から始まる殴り合いの集会

ファイト・クラブは、最初はバーの地下で始まる。
理由もなく殴り合うだけなのに、参加者はどんどん増えていく。
場所も活動も広がって、ただのストレス発散だったものが、別の形に変わっていく。

殴る理由がズレ始める

いつの間にか、ファイト・クラブは思想っぽいものを持ち始める。
主人公は置いていかれる感覚を覚えつつ、状況を止めようとする。
でもタイラーはどんどん先へ進み、計画は取り返しのつかない段階に入っていく。

自分自身に行き着く終わり方

話が進むにつれて、主人公はある事実に気づいてしまう。
ここまでの出来事の意味が一気につながって、逃げ場がなくなる。
最終的には、すべてを止めるために、かなり極端な選択をすることになる。

この映画のポイントは違和感の積み重ね

最初はただの変わった男たちの話に見えるけど、
細かい違和感が少しずつ積まれていく構成になっている。
派手な場面より、あとから思い返した時の引っかかりが残りやすい。

たぶんこんな映画

観ている間は「何を見せられてるんだろう」と思いながら、
最後に一気に理解が追いつくタイプ。
終わったあと、しばらく頭の中で同じ場面を反芻してしまう人も多そう。

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