※この記事には、作品の内容に触れる表現や
ネタバレを含む場合があります。 未視聴の方はご注意ください。
エージェント・マロリー
(原題:Haywire)
作品データ
2012年|アメリカ|アクション/サスペンス
監督:スティーヴン・ソダーバーグ
出演:ジーナ・カラーノ、マイケル・ファスベンダー、ユアン・マクレガー、アントニオ・バンデラス ほか
仕事ができすぎる女エージェントが、組織に切られて逃げ回る話
裏の任務を淡々とこなしていた女性エージェントが、ある作戦を境に突然ハシゴを外されて、「これ全部仕組まれてた?」と気づいた瞬間から、反撃モードに入っていく始まり。
任務失敗から裏切りが連鎖していく
民間の極秘作戦を請け負うマロリーは、各国をまたぐ危険な仕事を任されてきたプロ中のプロ。ある作戦後、仲間だと思っていた人物から突然命を狙われ、組織からも切り捨てられる。逃亡しながら真相を探るうちに、誰が彼女を売ったのか、なぜ消されそうになっているのかが見えてくる。
感情を表に出さない実戦型エージェント
マロリーは寡黙で冷静。状況判断が早く、言葉より先に体が動くタイプ。信頼していた相手に裏切られても取り乱すことはなく、とにかく生き延びることを優先する。
任務を管理するはずだった男たち
上司や依頼人たちは一見まともに見えるけど、それぞれ立場と利害を抱えている。味方なのか敵なのか分からない距離感で接してきて、マロリーの疑念をさらに深めていく。
ヨーロッパからアメリカへ移動する逃走劇
物語はスペインやアイルランドなどを経由しながら進む。場所が変わるたびに、接触する人物も変わり、情報の断片が少しずつ揃っていく。
言葉少なめ、殴り合い多めの展開
銃撃よりも接近戦が多く、駆け引きはほぼ肉体で行われる。説明的なセリフは少なく、誰が何を企んでいるのかは、行動から読み取る形が続く。
追われる側から狩る側へ
真相が見えてくるにつれて、マロリーは逃げるだけの立場から反撃に転じる。自分を消そうとした人物たちに一人ずつ接触し、計画の裏側を突き止めていく。
裏切りの構図がはっきりする終盤
最終的に、誰が利益のために彼女を切ったのかが明らかになる。感情的な復讐というより、事実確認と清算に近い形で決着がつく。
アクションで語るスパイもの
この映画のポイントは、説明を減らして動きで見せるところ。派手なガジェットより、肉体と判断力が前に出ている。
淡々としている分、硬派な一本
全体的にクールで無駄が少ない。観ている側が状況を追いかけるタイプの作品で、静かに始まって静かに片が付く、そんなアクション映画。

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