※この記事には、作品の内容に触れる表現や
ネタバレを含む場合があります。 未視聴の方はご注意ください。

ヤングガン2
(Young Guns II)
作品データ
1990年|アメリカ|西部劇
監督:ジェフ・マーフィー
出演:エミリオ・エステベス、キーファー・サザーランド、
ルー・ダイアモンド・フィリップス、クリスチャン・スレーター ほか
伝説になったアウトローが、追われ続けた末に語られる話
ビリー・ザ・キッドが伝説と呼ばれる存在になり、
仲間と別れ、追われ、やがて“死の真実”が語られるまでの話。
老人の回想という形で、若きアウトローたちの最後の旅路が描かれていく。
登場人物
・ビリー・ザ・キッド
リンカーン郡戦争を生き延び、伝説のアウトローとなった青年。
賞金を懸けられ、常に追われる存在。
・ドク
かつての仲間で教養人。足を洗い教師をしていたが、再び運命に巻き込まれる。
・チャベス
ビリーの仲間の一人。ドクと共に再び行動を共にすることになる。
・デイヴ・ルダボウ
ビリーの仲間。逃亡生活の中で行動を共にする若者。
・パット・ギャレット
かつての仲間。ビリーの生き方に距離を感じ、別の道を選ぶ。
老人の語りから始まる、西部の終わり
物語は、西部開拓時代が終わろうとする頃、
余命わずかな老人が弁護士チャールズに過去を語り始める場面から始まる。
彼が語るのは、ビリー・ザ・キッドの死の真実。
時代は遡り、1878年のニューメキシコ南部へと移っていく。
追われ続けるビリーと、ばらけていく仲間たち
伝説のアウトローとなったビリーは、賞金稼ぎや軍隊に狙われながら逃亡生活を送っている。
根城のフォート・サムナーにまで軍の追跡は及び、
状況はどんどん厳しくなっていく。
一方、足を洗っていたドクが捕まり、留置所でチャベスと再会。
ビリーたちは2人を助け出し、さらに農夫ヘンドリーや孤児のトムも加わる。
だが、ビリーの無軌道さに耐えきれなくなったパットは、ついに彼の元を去っていく。
追う側と追われる側が交差する結末へ
仲間が減った“警備団”は、権力者ジョン・チザムに脅しをかけるが、
それが事態をさらに悪化させる。
チザムとウォーレス知事は手を組み、ビリー抹殺に本腰を入れる。
そのために任命されたリンカーン郡の保安官は、
かつての仲間パット・ギャレットだった。
逃げ続けるビリーと、追うことになった旧友。
老人の語りは、やがて伝説として語られてきた結末へと収束していく。
この映画のポイント
派手なガンアクションだけじゃなく、
仲間だった者同士が立場を変えて向き合う構図が強く印象に残る。
伝説がどうやって作られ、どう語られるのかが物語の軸になっている。
こんな感じの映画
若さと勢いの西部劇というより、時代の終わりを背負ったアウトローたちの物語。
走り続けた青春のあとに残るものを、回想という形で見せてくる一本だよ。

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