※この記事には、作品の内容に触れる表現や
ネタバレを含む場合があります。 未視聴の方はご注意ください。
スコーピオン
(原題:3000 Miles to Graceland)
作品データ
2001年|アメリカ|クライム・アクション
監督:デミアン・リヒテンスタイン
出演:カート・ラッセル、ケヴィン・コスナー、クリスチャン・スレーター ほか
エルヴィス姿で強盗して、仲間割れが始まる話
刑務所帰りの男たちが、エルヴィスそっくりさんに扮してラスベガスのカジノを襲撃。計画はうまくいったはずなのに、金を手にした瞬間から全員の思惑がズレ始める。派手に始まって、疑心暗鬼で転がっていく話。
登場人物
・マイケル
出所したばかりの男。今回の計画の中心人物。
・マーフィ
仲間の一人。金を前にして態度が一変する。
・仲間たち
エルヴィス姿で強盗に参加するメンバー。全員クセが強い。
・シビル
モーテルを経営する女性。事件後、男たちと関わることになる。
エルヴィス・ウィークのど真ん中で
刑務所から出所したマイケルは、仲間4人と共にラスベガスへ向かう。街はエルヴィス・ウィークで大盛り上がり。彼らはエルヴィス・プレスリーそっくりさんコンテストの参加者を装い、自然にホテルへ入り込むという計画を立てていた。
変装強盗、成功
計画通り、エルヴィス姿のままカジノを襲撃。混乱の中で収益金の強奪に成功し、男たちは逃走。事前に用意していた、シビルが経営するモーテルへと戻る。ここまでは完璧で、誰もが勝利を確信していた。
金が見えた瞬間、人が変わる
ところが、奪った大金を前にして空気が一変する。仲間の一人マーフィが、金を独り占めしようと銃を向ける。信頼していた関係は一瞬で崩れ、強盗団は仲間同士で疑い合う状態に突入する。
強盗の後に始まる、本当の修羅場
計画は終わったはずなのに、むしろここからが本番。逃げ道、金の分け前、裏切りへの報復。それぞれの欲と恐怖が絡み合い、事態はどんどん荒れていく。エルヴィスの派手な衣装とは裏腹に、話は殺伐としていく。
この映画のポイント
エルヴィスの変装というバカバカしい設定と、容赦ない裏切りの連続。そのギャップが一番の特徴。強盗そのものより、成功後に人間関係が壊れていく過程に重きが置かれている。
たぶんこんな映画
派手でうるさくて、ちょっと悪趣味。理屈よりノリで進むけど、最後まで緊張感は切れない。エルヴィスだらけのラスベガスで、誰も信用できなくなる一本。

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