※この記事には、作品の内容に触れる表現や
ネタバレを含む場合があります。 未視聴の方はご注意ください。
バレット
(原題:Bullet to the Head)
作品データ
2012年|アメリカ|アクション
監督:ウォルター・ヒル
出演:シルヴェスター・スタローン、サン・カン、サラ・シャヒ、クリスチャン・スレーター ほか
ベテラン殺し屋が、刑事と組んで全部ぶっ壊す話
ニューオーリンズで相棒を失った殺し屋が、事件を追う刑事と手を組み、裏で糸を引く悪党と最強の用心棒に殴り込みをかける。
銃と拳で突き進み、最後は個人的な怒りまでまとめて決着をつけにいく、一直線な復讐劇。
登場人物
・ジミー・ボボ
長年この世界で生きてきたベテラン殺し屋。口も拳も硬い。
・ルイス
ジミーの相棒。ある事件をきっかけに命を落とす。
・テイラー・クォン
元刑事グリーリーの相棒だった警察官。事件の真相を追う。
・キーガン
圧倒的な身体能力を持つ元傭兵。黒幕側の切り札。
・モレル
不動産でのし上がった黒幕。裏で政界工作をしている。
・バティスト
モレルの弁護士。汚い仕事全般を担当。
・リサ
ジミーの娘。物語後半で事態を大きく動かす存在。
南部の街で、裏切りから始まる
舞台はニューオーリンズ。ジミーは相棒ルイスと共に依頼をこなし、元刑事グリーリーを始末する。
仕事を終え、仲介人と落ち合うはずだったバーで、突然現れた謎の男キーガンがルイスを殺害。ジミーも命を狙われ、ここで初めて自分たちが使い捨てにされたことを悟る。
殺し屋と刑事、ありえないタッグ結成
一方、ワシントンDCからやって来た刑事クォンは、元相棒グリーリーの死を追っていた。
調べを進める中で、ジミーとルイスの仕事に辿り着き、ジミーに接触する。立場も考え方も正反対の2人だが、敵が同じだと分かり、しぶしぶ手を組むことになる。
背後には不動産王モレルと、その弁護士バティストの存在があった。
娘を奪われ、個人的な戦いへ
ジミーとクォンはバティストを拉致し、証拠のデータを手に入れる。しかしその直後、キーガンがジミーの娘リサを誘拐。ここから話は完全にジミー個人の怒りへと切り替わる。
モレル、キーガン、そして自分たちを裏切った全員に対し、ジミーは真正面から突っ込んでいく。
この映画のポイント
話はかなりシンプルで、余計な寄り道が少ない。刑事と殺し屋の凸凹コンビ、理屈より拳、銃よりナイフといった古風な要素が前面に出ている。
敵役のキーガンとの肉弾戦も、今どき珍しい力押しで印象に残る。
たぶんこんな映画
考えるより先に体が動く人たちが、次々と問題を拳で解決していく。
街の湿った空気と、無骨なやり取りがずっと続く感じ。派手さよりも直球勝負を楽しむタイプの一本。

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