スティグマータ 聖痕

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ネタバレを含む場合があります。 未視聴の方はご注意ください。




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スティグマータ 聖痕
(原題:Stigmata)

作品データ
1999年|アメリカ|ホラー・サスペンス
監督:ルパート・ウェインライト
出演:パトリシア・アークエット、ガブリエル・バーン、ジョナサン・プライス ほか

無神論者の体に、神の傷が現れてしまう話

ピッツバーグで暮らす普通の女性フランキーの体に、理由不明の出血と傷が次々と現れる。
調査に来た神父は偶然だと片づけようとするが、彼女の異変は止まらない。
やがてその現象は、教会にとって都合の悪い真実と結びつき、隠されてきた言葉を世に出そうとする。

登場人物

・フランキー
ヘアドレッサーとして働く女性。無神論者だが、謎の現象に取り憑かれていく。

・アンドリュー神父
バチカンから派遣された調査員。理性と信仰の間で揺れる。

・枢機卿
教会の中枢にいる人物。事態を静かに収めようとする。

・フランキーの周囲の人々
彼女の変化を目の当たりにし、恐れや困惑を募らせていく存在。

ある日突然、体から血が流れ出す

ピッツバーグで暮らすフランキーの体に、原因不明の出血が起きる。
手首、脇腹、額。まるで意味を持つかのような傷が現れ、彼女自身も説明できない。
医療では答えが出ず、事態は宗教的な領域に踏み込んでいく。

調査に来た神父と、否定される奇跡

バチカンは調査のため、アンドリュー神父を派遣する。
彼はフランキーが無神論者であることから、この現象を聖痕とは認めない。
だが、フランキーの奇行は次第に激しくなり、理屈では説明できない出来事が続く。

壁に刻まれる、隠されてきた言葉

ある時フランキーは、理解不能な文字を壁に書き始める。
それは古い言語で記された内容で、現在の教会の立場を根底から揺るがすものだった。
聖なる現象なのか、危険な異端なのか。
この瞬間から、問題は個人の症状では済まなくなる。

信仰と権力が正面からぶつかる

明らかになっていく言葉の意味に、教会内部は緊張を高める。
真実を伝えるべきなのか、それとも封じるべきなのか。
フランキーの体を通して語られるものは、信仰そのもののあり方を問い直していく。

この映画のポイント

・無神論者に起きる宗教的現象
・信仰と組織の矛盾
・聖なるものがもたらす恐怖
・隠された言葉が暴く真実

たぶんこんな映画

ジャンプスケアより、じわじわ不安が積み上がるタイプ。
神を信じるかどうかより、誰が真実を決めているのかを考えさせられる。
観終わると、宗教と権力の距離について、少し引っかかりが残る一本。

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