※この記事には、作品の内容に触れる表現や
ネタバレを含む場合があります。 未視聴の方はご注意ください。
インビジブル2
(原題:Hollow Man II)
作品データ
2006年|アメリカ|SF・サスペンス
監督:クラウディオ・ファエ
出演:クリスチャン・スレーター ほか
見えない兵士が暴走し、刑事が同じ運命を選ぶ話
研究所のパーティーで起きた不可解な殺人事件から、姿の見えない犯人の存在が浮かび上がる。
やがて犯人は、軍の極秘実験で透明人間にされた元兵士だと判明。
止めるために追う刑事は、最後に自らも同じ薬を打ち、見えない者同士の決着に挑むことになる。
登場人物
・フランク・ターナー
シアトル市警の刑事。冷静だが責任感が強く、事件の核心に踏み込んでいく。
・リサ・マルティネス
フランクの相棒の刑事。捜査の最前線に立ち、見えない脅威に直面する。
・マギー・ダルトン博士
次の標的と目される研究者。事件の鍵を握る存在。
・マイケル・グリフィン
かつて軍の最強特殊部隊に所属していた兵士。透明人間になる薬を投与された実行員。
研究所のトイレで起きた、説明のつかない殺人
ライズナー研究所の資金集めパーティーの最中、医学者デヴィン・ヴィリアーズ博士がトイレで殺害される。
現場には、血に染まった裸足の足跡だけが残されていた。
大量の血を浴びながら、誰にも目撃されずに逃げた犯人。
不可解な状況に疑問を抱くフランクとリサだったが、研究所関係者によって捜査は途中で遮られてしまう。
警護中に襲われる、姿の見えない存在
署に戻った2人は、次に狙われる可能性が高いマギー・ダルトン博士の警護を命じられる。
張り込みを続ける中、夜更けにリサが、続いてマギー自身が、何も見えない何者かに襲撃される。
相手の姿は見えないが、確かな悪意と暴力だけが残る。
ここで、犯人が普通の人間ではないことがはっきりしてくる。
透明人間同士の決着と、残された選択
見えない敵の正体は、軍の極秘任務で透明人間にされた兵士マイケル・グリフィンだった。
薬には致命的な副作用があり、軍はそれを承知の上で彼を使い捨てにしていた。
生き延びるため、マイケルはマギーを拉致しようとし、多くの犠牲が出る。
フランクは彼を止めるため、自ら透明人間になる薬を打ち、命を懸けた格闘の末に決着をつける。
その後、マギーは病室で、姿を失ったフランクを救うため緩和剤を手に待ち続ける。
この映画のポイント
・透明人間という能力がもたらす恐怖
・軍の極秘実験と使い捨てにされる兵士
・刑事が同じ力を選ばざるを得ない状況
・見えない敵との緊張感のある攻防
たぶんこんな映画
終始、何が起きているのか分からない不安がつきまとう雰囲気。
派手さよりも、追う側と追われる側の覚悟に重心がある。
見えなくなることの代償と、それでも誰かを守ろうとする選択が残る一本。

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