※この記事には、作品の内容に触れる表現や
ネタバレを含む場合があります。 未視聴の方はご注意ください。
ズーランダー
(原題:Zoolander)
作品データ
2001年|アメリカ|コメディ
監督:ベン・スティラー
出演:ベン・スティラー、オーウェン・ウィルソン、クリスティン・テイラー、ウィル・フェレル、ミラ・ジョヴォヴィッチ ほか
世界一イケてる顔の男が、暗殺者にされかける話
男性モデル界のトップに君臨していた男が、挫折と喪失をきっかけに転落し、気づけば国際的な陰謀のど真ん中へ。頭は空っぽ、顔は完璧。そのアンバランスさが、とんでもない方向に転がっていく話。
登場人物
・デレク・ズーランダー
男性ファッションモデル界のスター。必殺のキメ顔「ブルー・スティール」を持つ。
・ハンセル
デレクのライバルであり、後に親友となるモデル。自由でカリスマ的。
・マチルダ
『タイム』誌の記者。ムガトゥの陰謀に気づき、デレクを追う。
・ムガトゥ
カリスマ的ファッション・デザイナー。派手で危険な野心家。
・カティンカ
ムガトゥの秘書。裏で暗躍する存在。
トップモデルからの転落
デレク・ズーランダーは、長年男性モデル界の第一人者として君臨してきた。しかしある年、モデル・オブ・ザ・イヤーをライバルのハンセルに奪われてしまう。ショックを受けたデレクは、友人たちとスターバックスでオレンジ・モカ・フラペチーノを飲みに行くが、その帰り道、ガソリンスタンドでの爆発事故によって友人たちを失ってしまう。
引退と、うまくいかない帰郷
心身ともに限界を感じたデレクはモデルを引退し、故郷へ戻る。炭鉱夫の父や兄弟たちと家族の絆を取り戻そうとするが、彼らはデレクの仕事を理解せず、関係はぎくしゃくしたまま。居場所を失ったデレクは、再びモデル界へ引き戻されることになる。
誘いの裏にあった、とんでもない計画
声をかけてきたのは、有名デザイナーのムガトゥ。新作コレクションへの出演という甘い話の裏で、彼は別の目的を抱えていた。頭が空っぽなモデルは暗示にかかりやすく、暗殺者に向いている。ムガトゥはデレクを洗脳し、マレーシア首相を殺させようとしていた。
記者とモデル、奇妙な共闘
一方、記者のマチルダは、モデルたちの不可解な死とムガトゥの関係に気づき、調査を進める。デレクの身に危険が迫っていると察した彼女は、ハンセルの元を訪れる。険悪だったデレクとハンセルはすぐに和解し、3人は陰謀を止めるために動き出す。
ショー会場での大騒動
証拠を探すために事務所へ忍び込むが、パソコンの使い方が分からず失敗。そのままショーが始まり、音楽に反応したデレクは暗殺モードに入ってしまう。会場は大混乱に陥るが、最後の瞬間、デレクの新たなキメ顔「マグナム」が炸裂し、事態は一気に収束へ向かう。
この映画のポイント
モデル業界、ファッション、陰謀論を全力でバカバカしく混ぜているところ。真剣な顔でくだらないことをやり続けるテンションが最後まで続く。セリフも動きも、全部が大げさ。
たぶんこんな映画
とにかく勢い重視。理屈は置いておいて、顔芸とノリを楽しむタイプ。観終わる頃には、意味もなくキメ顔をしたくなる、そんな一本。

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