ワーキング・ガール

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ネタバレを含む場合があります。 未視聴の方はご注意ください。




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ワーキング・ガール
(Working Girl)

作品データ
1988年|アメリカ|ロマンティック・コメディ
監督:マイク・ニコルズ
出演:メラニー・グリフィス、ハリソン・フォード、シガニー・ウィーバー ほか

学歴も肩書きもない秘書が、ウォール街のど真ん中に割り込む話

秘書として働くテスは、学歴もコネもない立場から、上司の不在をきっかけに大きなM&A案件へ踏み込んでいく。恋と仕事が同時進行で転がり、嘘と本音が交差する中、彼女は「名乗っていい自分」を手に入れようとする。軽やかなテンポで進むけど、やってることは結構ギリギリ。

物語の主要人物

・テス・マクギル(メラニー・グリフィス)
投資銀行で働く秘書。夜学で学位を取り、チャンスを狙っている。

・ジャック・トレイナー(ハリソン・フォード)
M&Aの現場で動く男。仕事の顔と私生活の距離が近い。

・キャサリン・パーカー(シガニー・ウィーバー)
テスの新しい上司。表向きは理解ある管理職。

・シンシア(ジョーン・キューザック)
テスの友人。同じ現場で働く仲間。

・ボブ・スペック(ケヴィン・スペイシー)
職場にいる人物の一人。ウォール街の空気を体現する存在。

秘書席から見える、ガラス張りの天井

ウォール街の投資銀行で働くテスは、秘書養成学校出身。夜学でビジネスの学位を優等で取った努力家だけど、名門大卒じゃないという理由で出世の道は閉ざされている。上司からはセクハラまじりの扱いを受け、問題を起こせばクビ、というギリギリの立場で働いていた。

新しい上司と、期待が膨らむスタート

そんなテスの前に現れたのが、ボストンから赴任してきた重役キャサリン。同い年の女性で、話も合い、テスは「やっと分かってくれる人が来た」と張り切る。アイデアを評価してもらえそうな空気もあり、仕事へのモチベーションは一気に上がっていく。

事故と不在、そして転がり込む大仕事

ところがキャサリンはスキー休暇中に事故で戦線離脱。彼女の席が空いたことで、テスはキャサリンの愛人ジャックと一緒に、進行中の合併話に関わることになる。正式な立場はないまま、会議に出て、電話を受け、話を前へ進めていく。気づけば、秘書の枠を完全に越えた場所に立っていた。

正体が露わになったときの選択

物事がうまく回り始めた矢先、テスはキャサリンの本性と、自分が置かれている危うい状況を知ることになる。誰のアイデアで、誰の手柄なのか。恋と仕事が絡み合う中で、テスは「元の場所」に戻るのか、それとも前に出続けるのか、決断を迫られる。

この映画のポイント

・1980年代ウォール街の空気感
・秘書席から見る出世競争
・仕事と恋が同時に進む構成
・ニューヨークの風景が物語に組み込まれている

たぶんこんな映画

テンポが良くて、ずっと前向きな勢いがある。大きな成功談というより、「その席に座っていいのは誰か」をめぐる話が続いていく感じ。マンハッタンの景色と一緒に、働くことへの期待と焦りが軽やかに流れていく、そんな一本。

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