※この記事には、作品の内容に触れる表現や
ネタバレを含む場合があります。 未視聴の方はご注意ください。
ステップフォード・ワイフ
(The Stepford Wives)
作品データ
2004年|アメリカ|SFブラックコメディ
監督:フランク・オズ
出演:ニコール・キッドマン、マシュー・ブロデリック、クリストファー・ウォーケン ほか
完璧すぎる妻たちの町に引っ越したら、何かがおかしかった話
都会でバリバリ働いていた女性が、のどかで裕福な町に越してみたら、そこにいる妻たちが全員「理想の奥さん」すぎる。家事完璧、笑顔完璧、文句ゼロ。その違和感を追っていくと、町ぐるみのとんでもない仕組みが見えてくる。
物語の主要人物
・ジョアンナ(ニコール・キッドマン)
元やり手のテレビ・プロデューサー
・ウォルター(マシュー・ブロデリック)
ジョアンナの夫
・ボビー(ベット・ミドラー)
ステップフォードで出会う女性
・クレア(グレン・クローズ)
町の中心人物
・マイク(クリストファー・ウォーケン)
町で影響力を持つ男
キャリアを失い、町を出る決断
ニューヨークで過激な番組を手がけていたジョアンナは、トラブルをきっかけに仕事を失ってしまう。落ち込む彼女を見た夫ウォルターは、心機一転のためにコネティカット州のステップフォードへ引っ越そうと提案する。
きれいすぎる町、完璧すぎる妻たち
ステップフォードは治安もよく、家も街並みも非の打ちどころがない。だが、ジョアンナはすぐに気づく。ここに住む妻たちは、全員が美しく、従順で、家事も完璧。しかも誰一人、不満や怒りを口にしない。
違和感を共有する仲間
ジョアンナはボビーと親しくなり、町の異様さについて話し合うようになる。最初は笑い話のようだった疑問は、次第に確信へと変わっていく。なぜこの町の妻たちは、ここまで同じなのか。
明らかになるステップフォードの秘密
調べを進めるうちに、ジョアンナは町の男性たちと、あるクラブの存在に行き当たる。そこでは「理想の妻」を作るための、とんでもない計画が進められていた。
逃げるか、抗うか
自分も同じ運命を辿るかもしれないと知ったジョアンナは、必死に真相へ踏み込んでいく。町の正体が暴かれた時、ステップフォードの完璧な日常は大きく崩れ始める。
この映画のポイント
・完璧さが怖さに変わる設定
・1970年代原作をコメディ寄りに再構成
・男女観や理想像への皮肉
・軽快だけど不穏なトーン
たぶんこんな映画
見た目はポップで軽いのに、中身は結構ブラック。笑いながら観ていると、「理想って誰のためのもの?」と急に刺してくる。ホラーほど怖くはないけど、後味にちょっと引っかかりが残るタイプの一本。

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