ゴッド・アーミー 聖戦

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ゴッド・アーミー 聖戦
(The Prophecy 3: The Ascent)

作品データ
2000年|アメリカ|オカルト・ホラー/アクション
監督:パトリック・ルシエ
出演:クリストファー・ウォーケン、ヴィンセント・スパーノ ほか

天使だった男が、人間の世界でただ見守る側に立つ話

かつて天界で戦争を起こし、人間に堕とされた大天使ガブリエル。今作では彼は戦いの主役ではなく、運命に翻弄される人間を見つめる存在として現れる。神、天使、人間、それぞれの思惑が絡み合う中で、再び“選ばれた存在”を巡る争いが静かに始まっていく。

物語の主要人物

・ガブリエル(クリストファー・ウォーケン)
 人間に堕とされた元大天使

・ダニュエル・ロザレス(デイヴ・バゾッタ)
 神を否定する演説を行う青年

・ヨゼフ(スティーヴ・ハイトナー)
 遺体を調べる検死官

・ゾフィエル“ジョーンズ”(ヴィンセント・スパーノ)
 人間の姿で行動する天使

焼かれた母と、消えた子供

物語は一軒の家が放火される事件から始まる。母ヴァレリーは、息子を守るように抱えたまま命を落とすが、彼女の腕の中に子供の姿はなかった。何かがおかしいまま、時間だけが過ぎていく。

神を否定する青年と、黒いコートの男

数年後、神を否定する演説を行う青年ダニュエルの前に、薄汚れた黒いコートの男が現れる。群衆の中でただ一人、不快そうな表情を浮かべる男。そして突然、青年は銃撃され倒れる。混乱の中、黒いコートの男は何もせず、その光景を見つめているだけだった。

ガブリエルという名の人間

警察に連行された黒コートの男は「ガブリエル」と名乗る。免許証には年齢すら書かれていないが、彼は刑事の過去を言い当てる。彼こそが、かつて神に逆らい、人間に堕とされた大天使だった。今の彼は、戦うことも救うこともできず、ただ見守る立場にいる。

蘇る青年と、再び始まる争い

遺体安置所で検死を受けていたダニュエルは、突如として目を覚ます。彼は死ぬはずではなかった存在だった。ヨゼフは、かつての悪夢が繰り返されることを悟り、天使たちの争いが再び人間界で動き出していることを知る。

この映画のポイント

・人間に堕ちたガブリエルの立ち位置
・天使と人間の距離感の変化
・シリーズ中でも強めのアクション要素
・断片的に繋がる過去作との関係

たぶんこんな映画

派手なオカルトというより、どこか乾いた雰囲気が続く一本。神も天使も万能じゃなく、ただ役割に縛られている感じが強い。主役なのに傍観者、というガブリエルの立ち位置が独特で、シリーズの中でも少し異質な空気を放っている作品。

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