大いなる陰謀|ざっくり時系列

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ネタバレを含む場合があります。 未視聴の方はご注意ください。




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大いなる陰謀
(Lions for Lambs)

作品データ
2007年|アメリカ|戦争ドラマ
監督:ロバート・レッドフォード
出演:ロバート・レッドフォード, トム・クルーズ, メリル・ストリープ, アンドリュー・ガーフィールド, デレク・ルーク ほか

戦場と政治と大学の教室で、同じ問いがぐるぐる回り続ける話

前線で命を賭ける兵士、戦略を語る政治家、それを報じる記者、若者に選択を迫る教授。場所も立場も違う人たちが、それぞれ「正しいこと」をしているつもりで動き続ける。でも、その行動がどこに繋がるのかは、誰も最後まで引き受けていない。

ざっくり時系列

大学で教授マリーが学生たちと向き合う

優秀な学生アリアンとアーネストが軍に志願

ワシントンで上院議員アーヴィングが新戦略を記者に説明

記者ロスが報道のあり方に迷う

アフガニスタンで小隊が作戦に投入される

ヘリが撃墜され、アリアンとアーネストが孤立

救出が間に合わず、二人は戦場で命を落とす

大学で学生トッドが自分の選択を考え込む

物語の主要人物

・スティーブン・マリー教授(ロバート・レッドフォード)
 学生に「何かを成せ」と問い続ける大学教授

・ジャスパー・アーヴィング上院議員(トム・クルーズ)
 新たな軍事戦略を打ち出す政治家

・ジャニーン・ロス(メリル・ストリープ)
 戦略説明を受けるベテラン記者

・アリアン・フィンチ(デレク・ルーク)
 理想を信じて戦場に向かった学生

・アーネスト・ロドリゲス(マイケル・ペーニャ)
 アリアンと共に軍に入隊した学生

・トッド・ヘイズ(アンドリュー・ガーフィールド)
 才能はあるが行動を決めきれない学生

教室で始まる「何もしない」という選択

マリー教授は、才能があるのに本気にならないトッドに苛立ちつつ、かつての教え子たちの話をする。何かを選ばないことも、ひとつの選択だと突きつけるような時間が流れる。

ワシントンで語られる、きれいに整えられた戦争

上院議員アーヴィングは、自信満々に新戦略を説明する。言葉は洗練され、数字も揃っている。記者ロスは疑問を感じつつも、報道の現実と会社の方針に縛られていく。

戦場で起きる、取り返しのつかない結果

遠く離れた山岳地帯で、計画は机上通りに進まない。孤立した二人の兵士に、選択肢はほとんど残されていない。勇敢な行動は、静かに命の終わりへと繋がる。

この映画のポイント

・三つの場所が同時進行で描かれる構成
・戦争を「議論」と「結果」の両面から見せる
・誰か一人の悪にしない描き方
・若者の選択と、大人の責任が噛み合わない感覚

たぶんこんな映画

銃撃戦より会話のほうが多くて、ずっと考えさせられる。派手なカタルシスはなくて、問いだけが残る感じ。観終わったあと、自分なら何を選ぶのか、ちょっと黙り込んでしまうタイプの映画。

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