ソーシャル・ネットワーク

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ネタバレを含む場合があります。 未視聴の方はご注意ください。




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ソーシャル・ネットワーク
(原題:The Social Network)


作品データ

2010年|アメリカ|ドラマ
監督:デヴィッド・フィンチャー
出演:ジェシー・アイゼンバーグアンドリュー・ガーフィールドジャスティン・ティンバーレイク ほか


天才っぽい一言が、全部を動かし始める

舞台は大学の寮。夜中の会話と、勢いで打たれるキーボード。
ちょっとした人間関係のこじれと、強めの負けず嫌いが混ざって、何かが一気に走り出す。
この時点では、まだ「世界を変える話」には見えないのがポイント。

ざっくり言うと、サービスが巨大になるまでの話

学生同士の軽いノリから始まったウェブサービスが、予想以上のスピードで広がっていく。
人が増えるたびに、評価もお金も揉め事も増えていく。
作った本人は前に進んでいるつもりでも、周りとの距離はどんどんズレていく。
成功と孤立が、同時に進行していく感じ。

友情が数字に変わる瞬間

最初は味方だったはずの友人との関係が、少しずつ変質していく。
信頼、貢献、取り分。
言葉にした瞬間から、全部が計算対象になってしまう。
このあたり、誰が悪いとかより、噛み合わなさが目立つ。

お金と注目が入ってくる

事業が大きくなると、投資家や派手な人物が関わってくる。
話が一気にビジネス寄りになって、空気も変わる。
スピード感は増すけど、そのぶんコントロールが効かなくなっていく。
ここから、人間関係の整理が追いつかなくなる。

法廷で語られる「過去」

物語は現在と過去を行き来しながら進む。
訴訟の場で語られるのは、出来事そのものというより、それぞれの解釈。
同じ出来事でも、見え方が全然違う。
事実より感情のズレが目立ってくる構成。

ラストに残る静けさ

最終的に、成功は数字として確かにそこにある。
でも、人との距離は埋まったのかというと、そう単純じゃない。
画面の動きは止まるけど、気持ちは止まりきらないまま終わる。

たぶんこんな映画

ITの成功物語というより、人間関係が追いつかなくなる話。
速さと賢さが、必ずしも幸せに直結しない感じが淡々と描かれる。
観終わったあと、SNSを開く手がちょっとだけ止まる、そんな一本。

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