※この記事には、作品の内容に触れる表現や
ネタバレを含む場合があります。 未視聴の方はご注意ください。
アンストッパブル
(Unstoppable)
作品データ
2010年|アメリカ|災害/アクション・スリラー
監督:トニー・スコット
出演:デンゼル・ワシントン, クリス・パイン, ロザリオ・ドーソン, ケヴィン・ダン ほか
止まらない列車を、止まらない覚悟で追いかける話
操車場の単純なミスから、猛スピードで暴走する貨物列車が誕生する。積み荷は有毒化学物質、進路の先には人口密集地。会社は保身に走り、現場は切り捨てられる中、ベテラン機関士フランクと新人車掌ウィルが、誰に命じられたわけでもなく列車を止めに向かう。
ざっくり時系列
操車場のミスで貨物列車が暴走
↓
列車が全速力だと判明
↓
有毒物質積載が発覚
↓
会社側の判断が迷走
↓
別の制止作戦が失敗
↓
フランクとウィルが追跡を決意
↓
連結に成功し減速を試みる
↓
ブレーキ限界で再加速
↓
危険カーブを突破
↓
ウィルが機関車へ飛び移る
↓
列車停止、災害回避
物語の主要人物
・フランク・バーンズ(デンゼル・ワシントン)
定年を控えたベテラン機関士。
・ウィル・コルソン(クリス・パイン)
問題を抱える若手車掌。
・コニー・フーパー(ロザリオ・ドーソン)
操車場の運行指令係。
・オスカー・ガルビン(ケヴィン・ダン)
会社側の運行責任者。
事故は一瞬、事態は最悪
ほんの小さな操作ミスで、無人の貨物列車が走り出す。最初は惰性だと思われていたが、実は全力疾走。しかも積み荷はフェノール。脱線すれば町ごと吹き飛びかねない。ここから状況は、分単位で悪化していく。
現場と上層部の温度差
現場では危険性が理解されているのに、会社はコストと責任回避を優先する。失敗した作戦、犠牲者、迷走する判断。その中で、フランクとウィルは「誰かがやらなきゃ終わる」という一点だけで動き出す。
人力と根性で止めにいく
二人は暴走列車に連結し、ブレーキをかけ、車両の上を走り、手動で減速を試みる。骨折しても、ブレーキが焼き付いても、止まらない。最後は、走るトラックから列車へ飛び移るという無茶な手段に出る。
この映画のポイント
・実話ベースのシンプルな構造
・CGより「人が走る」緊張感
・現場主義と責任の対比
・トニー・スコット最後の一本としての熱量
たぶんこんな映画
ひたすら一直線で、寄り道なし。理屈よりスピード、感情より状況が先に来る。派手なヒーローじゃなく、仕事として命張る人たちの話で、観てる側も最後まで一緒に息を止めさせられるタイプの映画。

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