※この記事には、作品の内容に触れる表現や
ネタバレを含む場合があります。 未視聴の方はご注意ください。
デジャヴ
(Déjà Vu)
作品データ
2006年|アメリカ|SF/アクション・スリラー
監督:トニー・スコット
出演:デンゼル・ワシントン, ポーラ・パットン, ジム・カヴィーゼル, ヴァル・キルマー, アダム・ゴールドバーグ, ブルース・グリーンウッド ほか
爆死したはずの女性を救うため、男が過去に踏み込んでいく話
ニューオーリンズで起きた大規模爆破事件。ATF捜査官ダグは捜査の途中で、事件とは別に死亡した女性クレアの存在に強く引っかかる。政府が極秘に運用する「過去を覗く装置」に触れたことで、ダグは彼女の“生きていた時間”を見続けることになり、やがて過去へ介入する決断を下す。
ざっくり時系列
フェリー爆破事件が発生
↓
ダグが捜査に参加
↓
爆破前に死亡した女性クレアを発見
↓
政府の極秘監視装置を知る
↓
過去のクレアを観察する
↓
装置が時間そのものだと気づく
↓
過去へ情報を送る
↓
爆破犯が特定される
↓
ダグが過去へ送られる
↓
クレア救出と爆破阻止へ
↓
時間が書き換えられる
物語の主要人物
・ダグラス・カーリン(デンゼル・ワシントン)
ATF特別捜査官。鋭い推理力を持つ。
・クレア・クチェヴァー(ポーラ・パットン)
爆破事件の鍵を握る女性。
・キャロル・オアシュタット(ジム・カヴィーゼル)
フェリー爆破事件の実行犯。
・ポール・プリズワラ(ヴァル・キルマー)
FBI捜査官。極秘チームの一員。
・アレクサンダー・デニー博士(アダム・ゴールドバーグ)
過去監視システムの責任者。
爆破事件よりも、不自然な死が気になる
物語はフェリー爆破という大事件から始まるが、ダグが引っかかるのは別件で見つかったクレアの遺体だった。爆発より前に死んでいる彼女は、事件と無関係とは思えない。ダグの違和感は、周囲が見落としている“時間のズレ”に向けられていく。
過去を監視していたはずが、触れてしまう
政府の秘密装置「スノーホワイト」は、約4日前の世界を映し出す監視システムだった。しかしダグは、それが単なる映像ではなく、過去そのものだと気づく。見ているうちに感情が生まれ、クレアの行動を追い、やがて彼女を救いたいという衝動が抑えられなくなる。
見てきた未来を使って、過去で戦う
ダグはついに過去へ送られ、クレアの死と爆破事件を同時に阻止しようとする。すでに結果を知っている彼は、未来の情報を武器にして爆破犯に立ち向かう。追跡、銃撃、解除不能な爆弾。時間制限の中で、選択はどんどん追い詰められていく。
この映画のポイント
・時間移動を理屈より体感で描く構成
・恋愛と捜査が同時進行する流れ
・過去を変えることで生まれる余韻
・トニー・スコットらしいスピード感
たぶんこんな映画
タイムトラベルものだけど、理論を追うより感情が先に来るタイプ。考えるより走って、悩むより飛び込む。その勢いのまま最後まで連れていかれて、観終わったあとに「さっき見たの、どの時間だっけ?」ってなる映画。

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