アリータ:バトル・エンジェル

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アリータ:バトル・エンジェル
(原題:Alita: Battle Angel)


作品データ

2019年|アメリカ|SF・アクション
監督:ロバート・ロドリゲス
出演:ローサ・サラザールクリストフ・ヴァルツジェニファー・コネリーマハーシャラ・アリ ほか


鉄くず山から目覚めた、最強の少女

未来の街。巨大な空中都市ザレムの下で、鉄くずが積み上がるスラムのような場所が広がっていて、そこから始まる話。スクラップの山の中で見つかるのは、体は機械、でも脳だけが生きている少女。名前も記憶もないまま、彼女は起動する。
この時点でもう、設定の圧が強めで、どこを見てもSF感が漂ってる。

ざっくり言うと、少女が「自分」を取り戻していく話

医師イドに拾われた少女は「アリータ」と名付けられ、街での生活を覚えていく。最初は普通の女の子みたいに振る舞っているんだけど、あるきっかけで、ありえない身体能力がポロッと出てくる。
自分は何者なのか。なぜ戦えるのか。過去を思い出そうとするたびに、世界の裏側がちらっと見えてくる。
その一方で、街では賞金稼ぎ同士のバトルや、命懸けの競技モーターボールが当たり前のように行われていて、アリータも少しずつその渦に巻き込まれていく。

街の優しさと、容赦なさ

アリータの周りには、彼女を守ろうとする大人もいれば、利用しようと近づく人もいる。イドの静かな父性っぽさと、街の治安の悪さの落差がなかなか大きい。
恋っぽい感情も芽生えるけど、それがそのまま甘い展開になるかというと、そう簡単にはいかない。ここで、この世界がわりと平気で残酷な顔を見せてくる。

思い出される「戦う理由」

物語が進むにつれて、アリータの過去が断片的に浮かび上がってくる。どうやら彼女は、ただの機械の少女じゃなさそうだ、という空気が濃くなっていく。
戦闘シーンはかなり派手で、スピード感も強め。体が機械だからこそ成立する動きが多くて、見てる側は置いていかれそうになる瞬間もある。

ラストに向かって

最終盤では、アリータが「自分が何者か」よりも、「どう生きるか」を選ぼうとする流れになる。すべてが解決してスッキリ、というよりは、これから先が続いていく感じの終わり方。
空中都市ザレムは相変わらず遠くにあって、手が届きそうで届かない存在のまま、物語はいったん区切られる。

たぶんこんな映画

近未来SFの皮をかぶった、成長譚っぽい話。
ド派手なアクションと、わりと素直な感情の動きが並走していて、機械の体なのに感情表現がやけに人間っぽいのが印象に残りやすい。
観終わったあと、「続き、どんな顔で始まるんだろうな」と考えてしまうタイプの一本、そんな感じ。

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