ディボース・ショウ|ざっくり時系列

※この記事には、作品の内容に触れる表現や
ネタバレを含む場合があります。 未視聴の方はご注意ください。




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ディボース・ショウ
(Intolerable Cruelty)

作品データ
2003年|アメリカ合衆国|ロマンティック・コメディ
監督:ジョエル・コーエン
出演:ジョージ・クルーニー, キャサリン・ゼタ=ジョーンズ, ジェフリー・ラッシュ, セドリック・ジ・エンターテイナー, リチャード・ジェンキンス, ビリー・ボブ・ソーントン ほか

離婚で勝つことしか考えてない男女が恋と金で殴り合う話

完璧な婚前契約を武器に無敗を誇る離婚弁護士マイルズと、金持ちと結婚しては離婚することで生き抜いてきたマリリン。最初は法廷で真っ向勝負の敵同士だった二人が、互いに惹かれ合い、騙し合い、裏切り合いながら、いつの間にか結婚まで行き着いてしまう。ところが愛を信じた瞬間に、相手が仕掛けていた罠が次々と発覚。婚前契約、偽の石油王、殺し屋騒動まで巻き起こり、最後は「結局この二人どうなるの?」というところまで一気に突っ走る。

ざっくり時系列

有名な離婚弁護士マイルズが登場

金目当てのマリリンが離婚裁判を仕掛ける

法廷でマリリンの策略が暴かれ、彼女は何も得られず敗北

二人が食事を重ね、妙な空気になる

マリリンが石油王ハワードと婚約する

婚前契約を巡って再びマイルズと対立

マイルズとマリリンが衝動的に結婚する

マイルズが愛を信じて弁護士稼業を捨てる

石油王が偽物だと発覚する

殺し屋騒動が起こるが、思わぬ形で終わる

離婚交渉の場で本音がぶつかる

婚前契約を破り捨ててキスして終わる

物語の主要人物

・マイルズ・マッシー(ジョージ・クルーニー)
 婚前契約の権威として名を馳せる離婚弁護士

・マリリン・ハミルトン(キャサリン・ゼタ=ジョーンズ)
 金持ちと結婚と離婚を繰り返す女性

・ガス・ペッチ(セドリック・ジ・エンターテイナー)
 浮気調査を請け負う私立探偵

・レックス・レックスロス(エドワード・ハーマン)
 マリリンの元夫で裕福な男

・ハワード・D・ドイル(ビリー・ボブ・ソーントン)
 マリリンの新たな婚約者を名乗る男

完璧な婚前契約を作った男がすべての始まり

物語は、離婚弁護士マイルズ・マッシーが無双するところから始まる。彼が考案した「マッシー・プレナップ」は、離婚時に一切の財産を守る鉄壁の契約。金も名声も手に入れ、離婚をゲーム感覚で勝ち続けている男だ。そんな彼の前に現れるのが、財産目当てで結婚と離婚を繰り返すマリリン。最初は完全に敵同士で、法廷は知恵比べの場になる。

騙し合いが恋に変わっていく途中経過

裁判ではマリリンの過去の手口が暴かれ、彼女は敗北する。ところが、その後なぜか二人は食事を重ね、軽口を叩き合う関係に。マイルズはマリリンを信用していないし、マリリンもマイルズを利用する気満々。それでも距離は縮まっていき、マリリンは石油王ハワードと婚約し、マイルズの前に再び現れる。婚前契約を巡るやり取りは、仕事なのか私情なのか分からない状態になる。

愛を信じた瞬間に全部ひっくり返る

勢いで結婚したマイルズは、愛こそ大事だと信じて弁護士稼業をやめる宣言までしてしまう。ところがすぐに、ハワードが実は偽物だったこと、マリリンが巧妙に立ち回っていたことが判明。怒った上司が殺し屋を雇う騒動にまで発展するが、これもとんでもない形で終わる。最後は離婚交渉の席で、二人が本音をぶつけ合い、婚前契約を破り捨てるという選択に行き着く。

この映画のポイント

・離婚裁判と恋愛を同じ土俵で描いている
・会話のテンポが早く、言葉の応酬が主役
・婚前契約という現実的な題材をコメディにしている
・登場人物が全員どこか信用ならない
・騙し合いなのに最終的にロマンチック

たぶんこんな映画

恋愛映画なのに、ずっと頭脳戦を見せられてる感じ。愛してると言った次の瞬間に罠を張るし、信用したら裏切られる。でもその全部を笑いに変えて突っ走るテンポが心地いい。軽く観てるはずなのに、気づいたら最後まで一気に付き合わされるタイプの一本。

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