※この記事には、作品の内容に触れる表現や
ネタバレを含む場合があります。 未視聴の方はご注意ください。
マジック・マイク
(Magic Mike)
作品データ
2012年|アメリカ|コメディドラマ
監督:スティーヴン・ソダーバーグ
出演:チャニング・テイタム, アレックス・ペティファー, マット・ボマー, ジョー・マンガニエロ, マシュー・マコノヒー ほか
夢を追うストリッパーが、現実に足を取られていく話
タンパで人気ストリッパーとして稼ぐマイクは、いつか自分のビジネスを持つことを夢見ている。ある日、19歳のアダムをこの世界に引き入れたことで、仕事と遊びと欲望が一気に加速する。派手なステージの裏で、ドラッグや金、責任が絡み合い、マイクは「このままでいいのか」を突きつけられていく。
ざっくり時系列
男性ストリッパーとして働く
↓
アダムと出会い弟子にする
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ストリップの世界にアダムがのめり込む
↓
マイクは別の仕事で独立を目指す
↓
融資に失敗し現実を思い知る
↓
アダムがドラッグ問題を起こす
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借金とトラブルが一気に表面化
↓
マイクが全財産を手放す
↓
ストリップの世界を去る決断をする
↓
ブルックの元へ向かう
物語の主要人物
・マイク・レーン(チャニング・テイタム)
男性ストリッパーで独立を夢見る主人公
・アダム “ザ・キッド”(アレックス・ペティファー)
マイクに導かれストリップの世界に入る青年
・ブルック(コーディ・ホーン)
アダムの姉でマイクと距離を縮める
・ダラス(マシュー・マコノヒー)
ストリップクラブのオーナー
ステージの上は華やか、裏側は生活感たっぷり
マイクは昼は建設業や家具作り、夜はストリッパーとして働く二重生活。クラブ「Xquisite」ではスター扱いだけど、将来の保証は何もない。そこに現れたアダムを見て、かつての自分を重ねるように面倒を見るようになる。
派手な夜が続くほど、ズレていく歯車
アダムはダンサー仲間とつるみ、ドラッグやパーティにどんどん染まっていく。マイクは距離を取ろうとするが、銀行融資に失敗し、この業界に縛られている自分にも気づいてしまう。自由そうに見える生活が、実は出口のないループだとわかってくる。
限界を超えた夜と、決断の朝
アダムのドラッグトラブルは借金問題に発展し、マイクは全財産を手放して後始末をする。ダラスの本性も見え、忠誠心なんて存在しないことを悟ったマイクは、ステージを降りることを選ぶ。最後はブルックの元へ向かい、新しい朝を迎える。
この映画のポイント
・派手なダンスと地味な現実の対比
・夢と生活費の板挟み感
・男同士の軽さと責任の差
・ソダーバーグらしい距離感の演出
たぶんこんな映画
キラキラした世界を覗いてるはずなのに、見終わると妙に現実的な気分になる。夢を追ってるつもりが、いつの間にか現状維持にしがみついてる感じがじわっと残る。音楽とダンスに乗せて、人生の曲がり角をさらっと見せてくる映画。

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