※この記事には、作品の内容に触れる表現や
ネタバレを含む場合があります。 未視聴の方はご注意ください。
アウト・オブ・サイト
(Out of Sight)
作品データ
1998年|アメリカ|クライム・コメディ
監督:スティーヴン・ソダーバーグ
出演:ジョージ・クルーニー, ジェニファー・ロペス, ヴィング・レイムス, ドン・チードル, アルバート・ブルックス, スティーブ・ザーン ほか
逃げる銀行強盗と、追う連邦保安官が恋に落ちる話
腕はいいけど運が悪い銀行強盗と、仕事熱心な連邦保安官。
本来なら交わるはずのない二人が、脱獄事件をきっかけに奇妙な距離感で惹かれ合っていく。
強盗計画、追跡、裏切りが続く中で、二人の関係だけが妙にロマンチックに進んでいく犯罪映画。
ざっくり時系列
銀行強盗ジャックが刑務所に入る
↓
刑務所で大物犯罪者の話を聞く
↓
脱獄が起き、連邦保安官カレンと遭遇
↓
トランクの中で二人が会話する
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再び追う側と追われる側になる
↓
デトロイトでダイヤ強盗計画が動く
↓
強盗が修羅場になる
↓
再逮捕されるが、どこか前向きな終わり
物語の主要人物
・ジャック・フォーリー(ジョージ・クルーニー)
常習犯だがどこか憎めない銀行強盗
・カレン・シスコ(ジェニファー・ロペス)
逃亡犯を追う連邦保安官
・バディ・ブラッグ(ヴィング・レイムス)
ジャックの相棒
・モーリス・“スヌーピー”・ミラー(ドン・チードル)
危険で予測不能な犯罪者
・リチャード・リプリー(アルバート・ブルックス)
裕福なホワイトカラー犯罪者
刑務所から始まる、運の悪い男の話
銀行強盗ジャック・フォーリーは、刑務所で大物犯罪者リプリーと知り合う。
外に出たら仕事を回すと言われるが、実際には小間使い扱い。
腹を立てたジャックは衝動的に強盗を起こし、また捕まる。
ここから彼の逃げては捕まる人生が加速していく。
トランクの中で生まれる妙な関係
次の刑務所で脱獄騒ぎが起き、ジャックは連邦保安官カレンと鉢合わせる。
逃走の途中、二人は同じ車のトランクに閉じ込められ、会話を交わす。
この短い時間で、敵同士なのに妙な信頼と好意が生まれる。
それ以降、追う側と追われる側なのに、二人は何度も顔を合わせることになる。
強盗計画と、それぞれの選択
ジャックたちはデトロイトでダイヤモンド強盗を計画するが、
そこに短気で危険なミラー一味が絡み、状況は一気に荒れる。
暴力が支配する現場で、ジャックは「これ以上やらない」選択をする。
最終的に彼は再び捕まり、カレンは職務として彼を逮捕する。
この映画のポイント
クライム映画なのに全体の空気が軽やか
追跡とロマンスが同時進行する構成
会話のテンポと間がとにかく心地いい
犯罪者側も捜査側もキャラが立っている
たぶんこんな映画
ハードな犯罪の話なのに、どこか色気がある。
ピリピリした緊張感と、ふっと笑える余白が同居している。
見終わると、なぜか爽やかな気分になるクライム映画。

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