※この記事には、作品の内容に触れる表現や
ネタバレを含む場合があります。 未視聴の方はご注意ください。
ロックダウン
(原題:Locked Down)
作品データ
2021年|イギリス・アメリカ|ロマンティック・コメディ/強盗
監督:ダグ・リーマン
出演:アン・ハサウェイ, キウェテル・イジョフォー, スティーヴン・マーチャント, ミンディ・カリング, ルーシー・ボイントン, マーク・ゲイティス ほか
コロナ禍で行き詰まったカップルが勢いで宝石を盗もうとする話
ロンドンが完全にロックダウンされた最中、関係も仕事も止まってしまった二人が、なぜか宝石強盗を思いつく。
人生うまくいってない感じと、世界が止まってる空気が混ざって、だんだん変なテンションに。
この映画は、恋愛の停滞と社会の停止が、そのまま強盗計画にスライドしていく話。
ざっくり時系列
ロンドンがロックダウンに入る
↓
別居状態のリンダとパクストンが同居を続ける
↓
仕事も将来も詰んだ感じになる
↓
ハロッズのダイヤを盗める状況だと気づく
↓
やるのかやらないのかで揉める
↓
勢いで強盗を決行する
↓
想定外の人物が絡んでくる
↓
二人の関係に変化が起きる
物語の主要人物
- リンダ(アン・ハサウェイ)
会社で解雇役を任され精神的に追い詰められている - パクストン(キウェテル・イジョフォー)
前科のせいで仕事に恵まれない元起業家 - マイケル・モーガン(スティーヴン・マーチャント)
ハロッズの警備責任者 - ケイト(ミンディ・カリング)
リンダの元同僚 - ドナルド(マーク・ゲイティス)
強盗中に関わってくる人物
世界が止まって関係も止まる始まり
舞台はコロナ禍のロンドン。
外出制限、在宅勤務、将来の見通しゼロ。
リンダは会社で人を切る役目を押し付けられ、パクストンは仕事も誇りも失っている。
一緒にいるけど噛み合わない、そんな空気がずっと流れている。
宝石強盗という現実逃避が転がり出す
ハロッズが閉まっている今なら、ダイヤに近づける。
そんな冗談みたいな話が、だんだん本気になる。
計画は雑で、会話は長くて、迷いも多い。
でもロックダウンの閉塞感が、二人を前に進ませてしまう。
強盗というより、追い込まれた末の行動に近い。
盗みながら関係を整理していく結末
強盗の最中、予想外の人間関係が絡み、事態は思った通りには進まない。
それでも二人は、逃げずに最後まで向き合う。
盗むこと自体よりも、ここでどういう選択をするかが重要になっていく。
世界はすぐには元に戻らないけど、二人の関係には区切りがつく。
この映画のポイント
・コロナ禍をそのまま物語に組み込んだ設定
・会話量多めで舞台劇っぽい進行
・強盗映画だけど緊張感は控えめ
・恋愛と社会不安が同時に描かれる
たぶんこんな映画
ずっと閉じた空気で、ちょっと息苦しい。
派手な展開は少ないけど、感情の揺れは細かい。
強盗ものを期待すると肩透かしだけど、状況コメディとして見ると独特。
あの時期の空気を、そのまま閉じ込めた一本。

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